大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

ハマのバナナ王子に新たな勲章 #11

2018/09/05(水) 富山市民球場アルペンスタジアム
B6-3D
勝 東
負 吉川光



「横浜は先発が苦しいですな。三浦の後はずーーっと谷間で、また三浦かという感じや」


2000年代、甲子園球場からのタイガース戦中継。


こんな解説をされるほど、ベイスターズ先発投手の陣容は苦しかった。



通算25年間、ベイスターズの先発の柱であり続けたハマの番長 三浦大輔。


通算46勝32敗。


関西の解説者が唸るほど、タイガース戦には無類の強さを誇った。


その三浦の天敵こそ、ジャイアンツ。


通算13勝39敗。


2005年8月23日から2012年7月4日まで7年間に渡って勝利できないという不名誉な記録に象徴される様に、大の苦手にしていた。


そのジャイアンツ相手に、今最も頼りになる男が記録を刻んだ。



新人投手の初登板以来のジャイアンツ戦4連勝。


権藤、権藤、雨、権藤の権藤博の記録を57年ぶりに更新。


そして、昨年の濱口遥大に続く新人二桁勝利。


ベイスターズ史上でも初の栄誉だ。



三振の取れる豪快な速球。


ダブルプレーを狙って取れるクレバーさ。


そして、堂々のコメント力。


ベイスターズ先発陣の大黒柱と言っても過言ではない。



「歴史に名を残せて嬉しい。でも10勝してもここから負けたら意味がない。勝たないと面白くないんで」


残り僅かとなったペナントレース。


トマトもレパートリーに加えたハマのバナナ王子は、最後の最後まで左腕を振り続ける。



左腕がうなれば
狙いは外さない
ピンポイントの技
攻めろ 攻めろ 克樹


横浜DeNAベイスターズ。
背番号11。
東克樹。


LITTLE BIG MAN.
小さくてもマウンドで大きく見える選手になりたい。


VICTORY is WITHIN US.