背番号7は、駆け抜けていく #7
2018/09/07(金) 横浜スタジアム
B4-1S
勝 井納
負 原
勝利への執念。
立ち向かう気迫。
泥まみれのユニフォーム。
6回裏1アウト。
気迫のヘッドスライディングが、相手守備陣の動揺を誘い内野安打。
ほぼ完璧に抑え込まれていたスワローズ原樹理からチーム2本目のヒット。
初回に足に打球を受けるアクシデントを乗り越え、力投を続ける井納翔一の奮闘に応えたのは、DeNA初代キャプテン。
ベテランの域に差し掛かりつつある男の闘魂に、ナインの士気は高まる。
続く6回裏、3連打で先制。
8回裏には、またもや彼が内野安打でチャンスメイク。
ダメ押しの3点をもぎ取った。
かつての看板選手が、二軍スタートの屈辱のシーズン。
だがファームにあっても田中浩康らと共に、誰よりも大きな声とハッスルプレーで戦ってきた。
低迷が続くチーム。
夏場になって彼の出番がやって来た。
既にレギュラーではないかもしれない。
生え抜きの元主将が見せた諦めない執念が、チームの空気を変えた。
残り試合はあとわずか。
少しの可能性がある限り。
熱く声援を送るファンがいる限り。
戦い続けるしかない。
勝ち続けるしかない。
背番号7は、駆け抜けていく。
栄冠掴むその日まで
恐れず飛び込めベースへ
君の熱き血潮で
燃えろ 雄洋
横浜DeNAベイスターズ。
背番号7。
石川雄洋。
SIETE BRILLANTE.
7、輝く。
VICTORY is WITHIN US.
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