大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

秋空のラストゲーム。ハマスタに君は舞う。さらばゴメス! #55

2018/09/22(土) 横浜スタジアム
B4-2D
勝 平良
負 笠原
S 山﨑



真剣勝負の最終打席。


7回裏に代打で現役最終打席を控えた彼は、ウエイティングサークルで涙を堪えていた。


最後の最後までフルスイング。


男ゴメスは空振り三振で、その野球人生にピリオドを打った。



試合後の引退セレモニー。


浜松の怪童と言われた中学時代。


春夏連覇の横浜高校時代。


法政大学のスラッガーとして活躍し、ライオンズに入団。


2008年には日本一にも貢献。



「里帰りだぞ」


第2の故郷 横浜への移籍が決まったのは、2011年オフ。


イバラの道の新球団DeNAのスタート。


勝負強い打撃で、その飾らない人柄で、涙もろい情熱で、若いチームを常に盛り立ててきた。



彼は涙を堪えきれない。


両チームから花束贈呈。


ドラゴンズからは、松坂大輔。
ベイスターズからは、小池正晃。


ドラゴンズベンチには、トレード相手の武山真吾の姿もあった。



涙の松坂。
涙の小池。
そして、涙の後藤。


思い出の横浜スタジアム。


横浜高校の同級生3人は、熱く熱くマウンドで抱き合った。


そして、ドラゴンズベンチには現在スカウトで活躍する小山良男も。笑顔で同級生に声をかけた。


最後は松坂と小池も参加しての胴上げ。


巨体が横浜の空に舞った。


200万人のベイスターズファンが、涙でそれを見届けた。


轟き渡る大歓声。
鳴り止まぬゴメスコール。


幾重にも感動が広がるセレモニーは、彼の人柄が為せること。


亡き母のために、愛する子供たちに捧げたホームラン。


貴方のことを、決して忘れない。


満身創痍の身体を、まずはゆっくりと癒して。


時が来れば、愛するベイスターズの後輩たちのためにまた一緒に。


去って去らず。


16年間、大変にお疲れ様でした。


そして、本当にありがとうございました。



鍛えた剛腕
獲物を捉えろ
狙いを定め
打てよ 飛ばせよ 彼方へ
GO GO ゴメス!



横浜DeNAベイスターズ。
背番号55。
G 後藤武敏。


MAKE IT HAPPEN IN YOKOHAMA!!
ミラクルをもう一度、横浜で起こしたい。


VICTORY is WITHIN US.