大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

さあ行こう横浜で 輝けよ浩康 #67

2018/05/04(金) 横浜スタジアム
B0-0G
(延長12回引き分け)


勝てなかった。
だが、負けなかった。


ベイスターズ 石田健大。
ジャイアンツ 菅野智之。


両開幕投手の気迫の投手戦。
両チームとも勝ちパターンのブルペン陣を総動員した熱闘。


決着は翌日に持ち越された。


延長12回裏。
決勝のホームを踏むことは出来なかったが、満を持してこの日一軍に昇格してきたベテランが気迫のバッティングでチャンスを作った。


2004年ドラフト自由獲得枠で早稲田大学からスワローズに入団。


宮本慎也との鉄壁の二遊間で一時代を築く。


だが一人の男の登場が、彼の野球人生を
変えてしまう。


2年連続トリプルスリー。
山田哲人。


球団は彼にコーチの職を用意した。
彼は現役にこだわった。


監督として彼を見てきた高田繁GM。
チームメイトとして戦ったアレックス・ラミレス監督。
2人が彼に声をかける。


ベイスターズでの背番号は67。
スワローズ時代の7と、尊敬する宮本慎也の6。


献身的な活躍で、チームの19年振りの日本シリーズ進出に大きく貢献した。


今シーズンはファームスタート。
横須賀では誰よりも声を出し、笑顔で若い選手達を引っ張ってきた。


「情熱的な街、熱いチーム、熱狂的なファンに出会えたことが大きな財産になりました。野球への情熱が年々増して、今が最高潮です」


既にレギュラーではないかもしれない。
だが、野球人としての素晴らしいその在り方こそ、チームの再浮上に、20年振りの優勝に必要なのだ。


苦労人の汗と笑顔がチームを勝利に導く。



強気でどんな球も
しぶとく打ち返せ
さあ行こう 横浜で
輝けよ 浩康


横浜DeNAベイスターズ。
背番号67。
田中浩康。


WITH YOKOHAMA.
横浜での新たなチャレンジ。横浜とともに夢を追う。


去って去らず。
その功績は永遠に続く。


VICTORY is WITHIN US.