大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

2018/05/03(木) 阪神甲子園球場

5/3

B2-4T

勝 メッセンジャー

負 東

S ドリス



屈辱のあと1人コール。

させてはいけないあと1球コール。


レフトスタンドの熱い応援の中の3連敗。


これでタイガースに0勝4敗。

積み上げてきた貯金も無くなった。



勝利を手にできない苦しいチーム。

横浜に帰って、文字通り一から出直しだ。


捲土重来のマウンドには、2年連続開幕投手が上がる。



2017年10月24日。

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島。

クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ第5戦。


この日先発のマウンドに立った彼は、1回24球2失点で屈辱の降板。


そのまま腐ったとしてもおかしくなかった。


だが彼は率先して、ベンチでバットを片付け、声を出し、チームメイトと戦っていた。


その姿をキャプテン筒香嘉智は見ていた。

「健大のために必ず打つ。そして勝つ」


怒涛の攻撃で逆転し、19年振りの日本シリーズ出場を決めた。


人のために火を灯せば我が前明らかなるが如し。


人の振舞こそが、人の心を燃え上がらせたのだ。



左腕がうなれば

狙いは外さない

ピンポイントの技

攻めろ 攻めろ ケンタ


横浜DeNAベイスターズ。

背番号14。

石田健大。


心優しき先発左腕カルテットのリーダーが、今一度開幕のマウンドに向かう。


VICTORY is WITHIN US.