大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

2018/06/01(金) 福岡ヤフオク!ドーム

6/1

B2-6H

勝 千賀

負 今永



昨秋の日本シリーズ以来の福岡ヤフオク!ドーム。

球史に残る大激闘のリベンジを期して臨んだが、序盤の失点が重くのしかかり悔しい敗戦。


この日、6回裏のマウンドには一軍復帰してまもない左腕が向かった。



2017年10月28日。

福岡ヤフオク!ドーム。

日本シリーズ第1戦。


5回裏、ピンチで登板するもホークス打線の勢いを止められず2/3回で3失点。


翌日以降、日本一を争うマウンドに彼が上がることはなかった。


あの日以来の福岡のマウンド。


今シーズンはファームで12試合の登板。

防御率0.77の圧倒的な結果で一軍の舞台に堂々と戻ってきた。


心中期するものがあったに違いない。

精悍な顔が更に鋭さを増していた。


1回を2三振で3者凡退。

12球の圧巻のピッチングだった。



1989年9月18日生まれ。

愛知県新城市出身の28歳。


静岡県の常葉大学菊川高校では選抜の優勝投手。

2007年高校生ドラフト1位で入団。


将来のエースとの期待を込めて与えられた背番号は46。

ハマの永遠番長 三浦大輔が入団時につけていた番号だ。



しかし、プロ入り後は苦労の連続。

怪我や不調で、7年間一軍には定着出来なかった。


転機は2015年。

ルーキーストッパー山﨑康晃の前を任されるセットアッパーとしてブレイク。

オールスターゲームにも出場した。

だが後半戦には一軍のマウンドに戻れず。

チームも世紀の大失速で屈辱の最下位。


2016年にはブルペン陣の柱となり大車輪の活躍。

チーム初のクライマックスシリーズ進出の原動力となった。


2017年。砂田毅樹、エドウィン・エスコバーと共に、どんな場面でも果敢に相手に向かっていった。



そして2018年シーズン。

幾つもの苦難を乗り越えてきたサウスポーの出番が、いよいよやってきた。



左腕がうなれば

狙いは外さない

ピンポイントの技

攻めろ 攻めろ 健二朗


横浜DeNAベイスターズ。

背番号46。

田中健二朗。


GOING MY WAY.

やるべき事を、どこまでも自分らしく。

その先に栄冠が。


VICTORY is WITHIN US.