2018/04/17(火) HARD OFF ECOスタジアム新潟
4/17
B2-3G
勝 山口俊
負 エスコバー
2014年7月27日、第96回高校野球選手権新潟大会決勝戦。
日本文理高校のエースとして9回を投げ抜いた彼は、その裏先頭打者としてヒットで出塁。
それがサヨナラ3ランに結実し、劇的な逆転サヨナラ勝利。
大熱闘を勝ち抜き、チームは甲子園の切符を手にした。
あの夏の日以来の、故郷のマウンド。
雄大な新潟平野にそびえ立つHARD OFF ECOスタジアム新潟。
そのマウンドに、彼は4年振りに立った。
緊張と感動の凱旋登板。
両親も駆けつけてくれた。
故郷の仲間も来てくれた。
ベイスターズファンだけでなく、ジャイアンツファンからも温かい声援が飛び拍手が起こる。
だが、勝利の女神はまたもや微笑んではくれなかった。
6回途中で交代直後。救援左腕のエドウィン・エスコバーが亀井善行に痛恨の逆転ホームランを浴びてしまう。
勝利の星は、故郷の空に消えて行ってしまった。
その重さを噛み締め、陽気なカリビアンがベンチで頭を抱え込む。
だが、彼はいつものようにクールな表情を変えることはなかった。
「次回の登板では、イニングの先頭打者をしっかりと抑えられるように、今日の投球を見直して、しっかりと練習から取り組んでいきたいです」
悔しさを押し殺して、青年は次の登板に捲土重来を期した。
「横須賀(二軍)で期待しているピッチャーですか? 飯塚ですね。将来楽しみ。いい球投げてるし、マウンド度胸がいい。インコースへの投げっぷりとかね」(2017年7月19日、横浜市内での三浦大輔トークライブ)
彼は間違いなく横浜の大エースになれる右腕。
この日の悔しさが、必ず勝利の笑顔に繋がるはずだ。
戦うぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
ゆくぞ ベイスターズ
横浜DeNAベイスターズ。
背番号30。
飯塚悟史。
ハマの黄金時代の旗手は君なのだ。
上を向いて、前を向いて、次へ進もう!
VICTORY is WITHIN US.
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