鉄の左腕は今日もマウンドに向かう #47
2019/04/13(土) 横浜スタジアム
ベイスターズ 1-6 カープ
勝 床田
負 京山
球団創設70周年記念。
ホエールズとベイスターズ。
下関、大阪、川崎、そして横浜。
鯨と星の歴史を刻んだユニフォームで、選手は試合に臨んだ。
ビハインドの6回表。
ノーアウト1,2塁のピンチで彼はマウンドに向かう。
唸りを上げる速球と、鋭い変化球。
わずか9球で3アウトをもぎ取り、カープに行きかけた流れを食い止めて見せた。
1995年7月20日生まれ。
北海道札幌市出身の23歳。
秋田県の明桜高校から、2013年育成ドラフト1位で入団。
伝統的に左腕不足に喘いでいたベイスターズにあって頭角を現し、一軍先発のチャンスを掴む。
「ファームで良いピッチィングをしている。是非とも一軍で使ってみたい」
中畑清監督は彼を大抜擢。
「是非とも故郷の札幌で投げさせてください」
彼の直訴で、デビューの舞台が決まった。
2015年6月14日。
札幌ドーム。
相手は二刀流・大谷翔平。
堂々と投げ合うも、リリーフ陣が打たれて敗戦投手に。
ここから彼の勝負が始まった。
その活躍が呼び水となったのか、
横浜左腕先発陣は大きな成長を遂げる。
全ての球団が羨む「先発左腕カルテット」が誕生。
2017年からはリリーフに専念。
リードの場面でも。
同点でも。
ビハインドでも。
延長戦でも。
どんな場面でも、彼は投げ抜く。
仕事を成し遂げていく。
「数字の上では2年連続70試合登板を目指してはいますが、それ以上にチームに貢献することが大事だと思う。そのために70試合でも80試合でも投げるつもりです」
鉄の左腕は今日もマウンドに向かう。
今日も全力投球。
明日も全力投球。
それが我らの使命。
左腕がうなれば
狙いは外さない
ピンポイントの技
攻めろ 攻めろ ヨシキ
横浜DeNAベイスターズ。
背番号47。
砂田毅樹。
BE SINCERITY AND
HUNGRY FOR BASEBALL.
野球に対して誠実に、貪欲に。
Go Beyond the Limit.
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