大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

輝く笑顔をハマスタに! #16

2019/04/24(水) 横浜スタジアム
ベイスターズ 1-3 タイガース


勝 才木
負 大貫
S ドリス


憧れの横浜スタジアム。


まっさらなマウンド。


かつて背番号18のユニフォームを着てスタンドから声援を送った少年が、遂に夢の舞台に立った。


プロ入り初の本拠地先発登板。


「ブルペンからボールが走っていて、そのままの状態で試合に入れていると思う。フォークの抜けもいいので、リズムに乗って打者に向かっていってほしい」(試合中の三浦コーチのコメント)


6回101球2失点。
被安打7。奪三振9。


その粘りのピッチングは、憧れの三浦大輔を彷彿とさせた。


味方の反撃を待ったが、本拠地初勝利はならなかった。


「調子自体は良かったです。ストレートが走っていたので、普段より押す投球ができました。6回2失点という結果は良かったですが、ヒットを7本許しランナーを塁に置く時間が長く、攻撃に繋げづらくしてしまったことは反省点です。次回登板はテンポのいい投球を心掛けたいです」


冷静な自己分析の中にも、次への闘志が垣間見える。


援護がないのは、ハマの投手陣の宿命。


ここを乗り越えなければ、明日は拓けない。


止まない雨はない。


出口のないトンネルはない。


中学時代。シニア野球では出番すらなかったこともある。


高校時代。あえて強豪校には進学しなかった。その中でチームを18年ぶりの静岡県ベスト8に導く。


大学時代。頭角を現すも、トミー・ジョン手術を受け1年半のリハビリ生活に耐えた。


社会人に進み、都市対抗野球で活躍し、ようやくドラフト候補になった。


エリートではない。


脚光を浴びてきたわけでもない。


怪我や苦労を乗り越えて、遂にこの舞台に立った。


次こそ、勝利を!


輝く笑顔を、ハマスタに咲かせよう!


たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ


横浜DeNAベイスターズ。
背番号16。
大貫晋一。


SEIZE THE DAY.
今を懸命に生き抜く。


Go Beyond the Limit.