大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

2018/04/21(土) 明治神宮野球場

4/21

B6-5S(延長10回)

勝 パットン

負 秋吉

S 山﨑



美しい緑に囲まれた都会のオアシス。

首都東京のど真ん中に位置する明治神宮外苑に美しく溶け込む神宮球場の竣功は1926年(大正15年)。


多くの野球選手たちが、ここに思い出を刻んできた。


2018年のベイスターズの神宮初試合は、

両チームのファンで超満員となった。


神宮のベイスターズ戦での大観衆。

数年前まで閑古鳥が鳴いていたことを思えば、実に感慨深い。



ホームで滅法強いスワローズは、常に先手を取っていく。


だが、今年のベイスターズは違う。


2回表。首位打者 宮﨑敏郎がバックスクリーン左へ。

6回表。打点王 ホセ・ロペスがレフトスタンドへ。

延長10回表。我らがキャプテン 筒香嘉智がライトスタンドへ。


2017年8月22日。

横浜スタジアム カープ戦以来の、クリーンアップ揃い踏みのホームラン。


神里和毅の執念の走塁。

中川大志の土壇場での同点打を生んだのは、この日ビハインドで登場した彼の力投だった。



1990年5月7日生まれの27歳。

福岡県福岡市出身。

法政大学から2012年ドラフト2位で入団。


豪速球を武器にした堂々たるピッチングに、誰もがDeNAのエースにと期待した。


だが甘くないプロの世界。

2014年3月28日。神宮球場で先発し2回9失点。屈辱の開幕投手。


その後、度々与えられるチャンスをものにすることが出来なかった。


エース争いは、後輩達に大きく差をつけられた。


だが、彼は這い上がってきた。

ビハインドでのロングリリーフで、その豪速球が復活する。


学生時代の栄光と、プロでの屈辱が詰まったマウンドで、泥の中に咲く蓮華のような輝きあるピッチング。


勝ち負けこそつかなかったが、彼の闘志が劣勢を跳ね返す原動力になったのだ。



戦うぞ

闘志みなぎらせて

勝利の海

行くぞ ベイスターズ


横浜DeNAベイスターズ。

背番号17。

三嶋一輝。


秋山登が、

齊藤明雄が、

盛田幸妃が背負った背番号17はエースの証。



その手で偉大な歴史を乗り越えろ!


VICTORY is WITHIN US.