大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

流れを我らに アニモ ロペス #2

2019/07/09(火) 明治神宮野球場
ベイスターズ 9-4 スワローズ


勝 国吉佑樹 4勝2敗
負 梅野雄吾 0勝2敗4S


どちらに転ぶかわからないシーソーゲーム。


決着を付けたのは背番号2の一振りだった。


「前の打席まで力んでいたけれど、リラックスできていた」


6回表2アウト満塁。
ベイスターズファンが陣取るレフトスタンドに突き刺さるグラウンドスラムが飛び出した。


6年連続20ホームランに王手をかけた。


「数字はシーズンが終わってから見るよ」


彼が目指すのは、あくまで秋の栄光の凱歌だ。


メジャーリーグ5球団を渡り歩き、2013年に来日。


2年間ジャイアンツでプレイした後、ベイスターズにやってきて5シーズン目を迎えた。


「チャモさん」も、チーム最年長の35歳。


「ベイスターズでキャリアを終えられたら最高だ。2020年の東京オリンピックをこの目で見たい」


横浜スタジアムで開催されるオリンピックの野球競技。


だが、そのチケットは取っていないのだという。


どれほどの実績があっても、来年も同じチームで、日本で野球が出来る保証などどこにもない。


それを彼は知り尽くしている。


だから、今に全力なのだ。


不調の6月には、若手に混じり早出特打ち。


その結果が7月になって出始めている。


彼の存在は横浜には欠かせない。


「ジャイアンツで日本シリーズには出場している(2013年)。でも日本一にはなっていない。横浜で優勝して日本一になりたいんだ」


球団創立70周年。


彼が夢を現実にする。


勝負がかかる
しびれる瞬間
流れを我らに
アニモ ロペス


チャモ! チャモ! ロペス!


横浜DeNAベイスターズ。
背番号2。
ホセ・ロペス。


TOGETHER WE CAN DO IT.
チームも、ファンも、一緒なら達成できる。


Go Beyond the Limit.