大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

全力疾走の完封劇 #21

2019/07/25(木) 阪神甲子園球場
ベイスターズ 6-0 タイガース


勝 今永昇太 9勝5敗
負 秋山拓巳 2勝3敗


エースが渾身の124球で27個目をアウトを取った瞬間、「ヒカルのハグ」がマウンドに再現された。


捕手の伊藤光による、完封達成投手への笑顔の祝福はこれで4回目。


濵口遥大の2度と併せて2投手が2完封するのは、2007年の三浦大輔と寺原隼人以来12年ぶり。


左腕2投手による2完封は、チーム史上初の快挙だ。


「完封はたまたまです。でも常に完投できる投手でありたい」


背番号21は凛々しく語った。


9回表の攻撃。
2アウト2塁。


打席に立ったエースは、闘志満々。


センター前ヒットで出塁すると、大和の左中間2ベースで、ダイヤモンドを全力疾走。


4得点目をもぎ取ったのエースの気迫に、神里和毅、筒香嘉智が連続タイムリーで応えていく。


「この3連戦は延長戦もあって、きのうは濵口も一生懸命投げていた。自分も何とかチームのためになりたいと思って投げました」


フル稼働が続くブルペン陣へのエールともなる完投・完封。


エースが輝きを取り戻した。


チームは今シーズン初の5連勝。


首位ジャイアンツに5.5ゲーム差の位置にまで来た。


全力疾走のエースが、栄光と凱歌の歴史を築く。


横浜劇場を、見逃すな!


左腕がうなれば
狙いは外さない
ピンポイントの技
攻めろ 攻めろ 昇太


横浜DeNAベイスターズ。
背番号21。
今永昇太。


THE FLOWER THAT BLOOMS IN ADVERSITY IS THE RAREST.
ピンチの時こそ自分が成長できるチャンス。


Go Beyond the Limit.