大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

勝負の9月が始まった! #21

2019/08/31(土) MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
ベイスターズ 2-4 カープ
勝 九里亜蓮 7勝7敗
S ヘロニモ・フランスア 6勝5敗8S
負 京山将弥 0勝6敗


2019/09/1(日) MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
ベイスターズ 3-2 カープ
勝 今永昇太 13勝5敗
S 山﨑康晃 3勝2敗30S
負 薮田和樹 0勝1敗


1勝1敗で迎えたカープ3連戦最終戦。
命運はエースに託された。


「今永から先制点を奪いました!」


広島の実況アナウンサーが、カープの先制を伝える。


彼が失点するのは18イニングぶり。


彼から得点を奪うことの困難さは、実況の興奮からも伝わる。


「今永への誕生日プレゼントさ」
頼れる「嵐のカリビアン」ネフタリ・ソトの同点ホームラン。


「蒼い韋駄天」梶谷隆幸は、フェンスに激突してのスーパーキャッチ。
2016年のクライマックスシリーズで骨折しながら強行出場した感動を思い起こさせた。


エースの同級生にして同期入団の柴田竜拓が、決勝の犠牲フライ。
エースの奮闘に仲間が応えていく。


「小さな大魔神」山﨑康晃が2年連続の30セーブを達成し、敵地で勝ち越し。


通産4度目の30セーブは球団新記録。
「ハマの大魔神」佐々木主浩を超える金字塔。


そして、ジャイアンツのマジックが消えた。


人生初のバースデー登板を、自身のキャリアハイをさらに更新する13勝目で記録。


左腕の13勝は、1998年の野村弘樹以来21年ぶり。


令和の左腕は、その手で時代をこじ開けた。


「本当の勝負は9月だ」
我らのキャプテン筒香嘉智は、常にこう呼びかけていた。


「誰もまだ優勝をあきらめていません」


エースが高らかに宣言して、9月の快進撃の幕をこじ開けた。


さあ、令和元年は横浜元年。そして今永元年。


大逆転優勝への凱歌は轟いた。


誰も見たことのないドラマを、見逃すな!


左腕がうなれば
狙いは外さない
ピンポイントの技
攻めろ 攻めろ 昇太


横浜DeNAベイスターズ。
背番号21。
今永昇太。


THE FLOWER THAT BLOOMS IN ADVERSITY IS THE RAREST.
ピンチの時こそ自分が成長できるチャンス。


FOR THE MOMENT THAT WILL LAST A LIFETIME.