大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

君こそ横浜の誇り #33

クライマックスシリーズ・セ ファーストステージ 第1戦
2019/10/5(土) 横浜スタジアム
ベイスターズ 7-8 タイガース
勝 ラファエル・ドリス 1勝0敗
S 藤川球児 0勝0敗1S
負 エドウィン・エスコバー 0勝1敗


クライマックスシリーズ・セ ファーストステージ 第2戦
2019/10/6(日) 横浜スタジアム
ベイスターズ 6x-4 タイガース
勝 山﨑康晃 1勝0敗
負 岩崎優 0勝1敗


2019年秋の陣。


初の本拠地CS開催に沸く横浜スタジアムでは連日の死闘。


初戦はまさかまさかの6点差からの大逆転負け。


もう一つ負けたらシーズンは終わってしまう。


「彼はジョーカーとして使う」
エース今永昇太が連日の登板も、リードを守りきれず同点に。


9回表2アウトからは、小さな大魔神 山﨑康晃がまさかの同点ホームランを浴びる。


だが、追い抜かれなかった。


土俵際で踏みとどまり、勝負は9回裏へ。


最後の最後に、あの男が残っていた。


2年前のファーストステージ。
雨の甲子園球場。
泥の中の死闘。


試合を決める3ランホームランを放ったのも、背番号33だった。


短期決戦には、必ずシリーズ男が現れる。


最後の最後に回ってきたチャンスを、25歳の若武者が勝ち取って見せた。


鋭く降り脱いだ打球は、熱き星たちの待つライトスタンドへ。


ドラマティックかつ感動的なサヨナラ勝利。


横浜の夜空が歓喜で埋め尽くされた。


「勝ちました!」


ヒーローインタビューで、彼は叫ぶ。


「入るとは思わなかったですけど、手応えはありました。サヨナラホームは初めてだたので、あまり実感は沸かないですけど、勝てて良かったです!」


これでもう一試合、ハマスタで戦うことができる。


上を目指して、戦うことができる。


君こそ横浜の切り札。
そして、横浜の誇り。


乾坤一擲の戦いは続く。


横浜劇場を見逃すな!


Oh 横浜の誇り
胸に抱いて
道を切り開けニコ


走れ! 飛ばせ! 乙坂智!


横浜DeNAベイスターズ。
背番号33。
乙坂智。


LA VIDA ES BELLA
いいことも悪いこともあるのが人生、それでも「人生は美しい」。


FOR THE MOMENT THAT WILL LAST A LIFETIME.
一生残る、一瞬のために。