大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

もう一つの「熱烈LIVE」--永遠番長トークライブ再録②

もう一つのプレイバック熱烈LIVE。
3年前の夏。
熱いトークを今こそ、ここで。
どうぞご堪能ください!


2017/07/19(水)
「三浦大輔さんトークライブ」②
会場:横浜市西公会堂
主催:日刊スポーツ新聞社
MC:南隼人氏


南 「紙面を使っての最後は、評論家の初仕事。順位予想です」
三浦「これは、本当に困った!」


南 「ベイスターズは2位。これ横浜パシフィコのイベントで発表して、大ブーイングでしたね」
三浦「まぁ、真剣に考えたからね。でも難しいし、やりにくいよ」


南 「パ・リーグの優勝はソフトバンク。2位はロッテ.....」
三浦「だから、皆さんこの仕事は嫌がってるね。当たるわけないし」


南 「あと入り口でお配りした日刊スポーツさんのチラシご覧ください。高校3年のときの写真です」
三浦「題字も書かせてもらいました。字、へたくそなんやけどね。このグローブは日本ハムで活躍された津野さんから頂いたものなんです」


南 「奈良県予選の天理高校戦ですね」
三浦「そう、1-3で負けた。その日も雨やった! 中断明けに打たれて負けたんよ」
南 「高校時代からの雨男だったんですか!」


南 「次に入団会見の写真です」
三浦「斎藤隆さんが1位で一番前やね。須藤監督が埋もれとるな」


南 「北九州での初勝利の写真です。あの名言『女の子と云々』は、試合後の囲み取材とかでですか?」
三浦「いや、ヒーローインタビューで」
南 「あんなことヒロインで! 今永さんに教えてあげたい」(爆笑)


三浦「あれはもう哲学者やね。でもね言ったんよ。お客さんを喜ばすことを言えと。三嶋、筒香にも言ったな」
南 「それで、先日のヒロインで今永投手は『優勝するのはベイスターズだよ~~』って」(笑い)
三浦「うかれてたな」


南 「続いて日本シリーズ」
三浦「うん、胴上げは手伝った」(笑い)


南 「2004年アテネオリンピック」
三浦「中畑さんやったな。侍ジャパンつながりで、今年(2017年)のWBCの前にイベント呼ばれたな」


南 「私が司会させていただいて、三浦さんに、中畑さん」(笑い)
三浦「20分の持ち時間で18分あの人がしゃべっとったな」(笑い)


南 「ギネスブックに載った24年連続ヒット。ところで、8番三浦ってありました?」
三浦「あったよ。8番三浦。9番細山田とか」(笑い)


南 「都市対抗野球でがんばってますね」(拍手)
三浦「でもね、ウィーランドとかバッティングがいいピッチャーならいいんじゃないかな」


南 「そして、引退胴上げです。引退された後でご覧になる今年のベイスターズは、いかがですか?」
三浦「先発ががんばってるよね。ヤス(山﨑康晃)も中継ぎで成長した。昨日なんかも、もうちょっとすんなりいこうぜ、と言ったけどね」


南 「そこが応援したくなるんですよね」


(写真コーナーはここまで。続いて来場者から寄せられた質問に答えるコーナー)


南 「ここからは、質問コーナーです。皆さんには事前に入場券に質問を書いて寄せて頂きました。頂いたものを何も見ないで、この箱の中に入れています。どんな質問が出るかわかりません」
三浦「こわいなー」


南 「○○番の方って、番号で呼びますからね」


南 「質問 娘さんと仲がいいみたいですけど、どんなところにでかけますか?」
三浦「そう思っているのは、俺だけかもね。競馬場とか牧場。動物を見に行きます(笑い)。ま、それは冗談として、たまに買い物とか行くよ。もう二十歳だからね。友達といる方が楽しいはずだよ。この間も、ディズニーランド行ってたよ。俺も行きたいなぁ」


南 「えーっ、耳とか着けるんですか?」
三浦「おう、着けるよ(笑い)。お土産にポップコーン買ってきてくれたよ」
南 「ポップコーンを首からぶら下げてね」(笑い)


南 「質問 将来、ベイスターズのユニフォームを着るとしたら、背番号は何番がいいですか?」
三浦「特にないよ。何番でもいい」


南 「ねぇ、ベイスターズに戻りますよね!」
三浦「おう、戻りたいよ。呼んでくれるならね」(拍手)


南 「戻った時には、ニッカン1面ですね」
三浦「でも、ホントに背番号は何番でもいい。こだわりはない」


南 「18は、横浜ナンバーになってますからね」


南 「質問 引退に後悔はありませんか?」
三浦「ないです。悩んで悩んで出した結論だから」


南 「質問 黒羽根利規にメッセージを!」(大拍手)
三浦「頑張れ! しかない」(更に大拍手)


南 「三浦大輔トークショーで花束を送った野球少年が、ベイスターズでバッテリーを組む夢を実現して、ノーヒットノーラン直前までいったのに・・・・」
三浦「俺は、登板する度に目指してたからね、完全試合。あの日も5回からやるよ、とバネと話していた。9回に打たれて、完封もなくなり、負けるかと思ったよ。2-1で勝ったけどね」
南 「で、アンコールヒーローインタビューで黒羽根が『この人、持ってないです』と」(笑い)
(2012年5月12日タイガース戦。黒羽根利規とバッテリーを組んで8回までノーヒットだったが、9回先頭打者の桧山進次郎にヒットを打たれる。試合は完投勝利)


南 「質問 ヤクルトで現役復帰を」
三浦「ごめんなさい」(笑い)


南 「質問 昨年引退を決断されるよりも前に、引退を考えたことはありましたか?」
三浦「よぎったことは、何度かあった。一番最初は、2010年のオープン戦。東京ドームのジャイアンツ戦でホームラン8本ぐらい打たれて。もしかしたらと、頭をよぎったのはこの時が最初かな」


南 「質問、というよりはこれはメッセージですね。『三浦さんに憧れてずっと野球を頑張ってきました。高校野球を引退して、今は消防士になりました。三浦さんのおかげです。本当にありがとうございました』」(拍手)
三浦「こちらこそ、ありがとうございます。ホンマ、うれしいですね」


南 「仕事と言えば、ドラフトでもし指名されていなかったらどうされてましたか」
三浦「社会人野球の内定をもらっていたんよ。実家は花屋だったけど、その大変さが俺にはわかる。だから家業は継いでないな」


(質問コーナーは、さらに続く)