大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

左腕が唸れば 狙いは外さない #14

2020年8月15日(土)

横浜スタジアム

ベイスターズ 0-9 スワローズ

勝 小川泰弘 5勝2敗

負 今永昇太 5勝3敗


2020年8月16日(日)

横浜スタジアム

ベイスターズ 4-7 スワローズ

勝 山中浩史 1勝1敗

S 石山泰稚 2勝1敗7S

負 平良拳太郎 3勝3敗


2020年8月18日(火)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島

ベイスターズ 4-3 カープ

勝 井納翔一 4勝3敗

S 三嶋一輝 0勝1敗7S

負 九里亜蓮 2勝3敗



頼れる選手会長が、チームの危機を救った!


エース今永昇太を立てた土曜日には、スワローズの小川泰弘の前にノーヒットノーランの屈辱。


翌日にはチーム一の安定感を誇る平良拳太郎が打ち込まれた。


捲土重来を期して、チームは一ヶ月ぶりに広島へ乗り込んだ。


「戻ってくるまで、どうにか先発陣は踏ん張るよ」


この日先発マウンドに立った先発陣最年長の井納翔一は、左肩違和感のため登録抹消となったエースに声をかけた。


6回打者25人。

93球。

奪三振4。

失点0。


圧巻の投球で、4点リードのバトンをリリーフ陣に繋いだ。


ここから流れが変わってしまう。


ブルペン陣が1点差に追いつかれてしまう。


8回裏に登板したスペンサー・パットンも、アクシデントで緊急降板。


運命は、頼れる選手会長に託された。


故郷広島でのマウンド。


犠打の後に、圧巻の連続三振。


勢いに乗りかけた強力カープ打線を、一瞬で沈黙させた。

今日も穏やかな、そして精悍な表情でマウンドを後にした。


これで20試合連続で自責点0。

防御率は、圧巻の0.50。


開幕直前にリリーフを任された選手会長は、この日もチームを救った。


「最前線でサポートしていただいている医療従事者の皆さまをはじめ、多くの皆さまのおかげで本日プロ野球、開幕することができます」


異例づくめの2020年ペナントレースは、彼の「感謝」のメッセージからはじまった。


先の見えない感染症との闘いの中、チームは2位をキープ。


誰かがつまずけば、誰かが支える。


マウンド上で、ブルペンで。

誠実な左腕が、チームを牽引していく。


横浜には、背番号14がいる。

ベイスターズの熱い夏が続いていく。


左腕がうなれば

狙いははずさない

ピンポイントの技

攻めろ攻めろ 健大


横浜DeNAベイスターズ。

背番号14。

石田健大。


GRATITUDE.

ファン、家族、環境、すべてのものに感謝。


心をひとつに。

BECAUSE WE ARE FAMILY.