大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

突っ走れどこまでも 勝利を呼ぶ男 #1

2022年7月10日(日)
東京ドーム
ベイスターズ 8-4 ジャイアンツ(延長10回)
勝 平田真吾 2勝2敗
負 高木京介 0勝1敗


「僕が今ヒーローインタビューを受けていますが、今日は全員がヒーローだと思っています」


キャプテン佐野恵太は、静かに、そして誇らしげに語った。


取って取れられてのシーソーゲーム。
4-4で迎えた8回裏。


2アウト満塁の大ピンチ。
マウンドには、豪腕サウスポー エドウィン・エスコバー。


ジャイアンツ吉川尚輝の打球は左中間へ。


鋭い打球めがけて、背番号1が迷うことなく駈けていく。


ジャンプ一番のスーパーキャッチが、チームを救い、ゲームの流れを変えた。


歓喜に沸くベイスターズナイン。
そして、レフトスタンドを埋め尽くした熱き星たち。


この週で3度目となる延長戦を制する起爆剤となった。


「後ろにそらしたらどうしようとかは考えてなかった。
 とにかく、アウトを取るしかない」


ハマの元気印は、腹をくくっていた。


「クワでしかできない、最高のプレー」
指揮官も最大限の賛辞で讃えた。


勝利の味は格別だ。


一時は最下位をあえぎ、多くの借金を抱えていたチーム。


彼も抗いようのない不振にあえいだ。
下位打線に回り、時にはスタメンを外れたこともあった。


「僕は野球が好きだから、野球しかないから。スランプの時こそ、練習しかないんです」


努力が形となり、結果を残し始めている。


いよいよ本領発揮の時。


ベイスターズの季節。
横浜の熱い夏が始まった。


その先頭を走るのは、背番号1だ。


今だクワ喰らいつけ
燃えろガッツマン
突っ走れどこまでも
勝利を呼ぶ男


横浜DeNAベイスターズ。
背番号1。
桑原将志。


GOOD TEAMMATES
チームのためにベストを尽くす。


横浜反撃。
I☆YOKOHAMA