大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

炎の15球。魂の40ホールド。 #13

2022年9月22日(木)
横浜スタジアム
ベイスターズ 3-0 ジャイアンツ
勝 石田健大 6勝4敗
S 山﨑康晃 0勝2敗36S
負 クリストファー・クリソストモ・メルセデス 5勝7敗


8回表。
ノーアウト満塁の大ピンチ。


Official髭男dismの「Stand By You」が、スタジアムに響き渡る。
背番号13が威風堂々と登場する。


熱いハートにクールなマインドを乗せて、今シーズン67回目のマウンドに向かう。


ホームランが出れば逆転の状況。


「いつのチームを救っているエスコバーが打たれてしまった。
 絶対カバーしてやろうとマウンドに向かいました」


中田翔の打球は浅いライトフライ。
楠本泰史の矢のような返球が、サードランナーの帰還を許さない。


岡本和真には、渾身のストレートで見逃し三振。


「首を振ったのは嶺井さんのサインですから、僕の意思ではありません。0点で抑えられているのはキャッチャーのおかげもあるので」


ツーアウトからの代打は中島宏之。


「ここからは自分の責任。絶対に抑えてやろうと思っていました」


渾身の15球目は、セカンドフライとなった。


圧巻の投球劇を演じた右腕は、握りこぶしを誇り高く掲げた。


「エスコバーには、明日頼むぞ! と声をかけました。
 明日からも、リリーバー全員で頑張っていきたい」


炎の15球。
魂の40ホールド。


何度もここまでかと思わされた。
だが、何度も這い上がってきた。


いよいよ、天下分け目の首位攻防3連戦。


「ここにきて身体が元気になってきたので、まだまだ投げていきたい。
 明日からもどんどん勝っていくので、温かい応援宜しくお願いします!」


乾坤一擲の大勝負もいよいよ最終盤。


まさかは実現する。


たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ


横浜DeNAベイスターズ。
背番号13。
伊勢大夢。


ALWAYS RISING
AFTER A FALL
失敗を次の成功につなげチームに貢献したい。


横浜反撃。
I☆YOKOHAMA!