大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

888日ぶりの凱旋 #59

2023年4月5日(水)
横浜スタジアム
ベイスターズ 2-0 ジャイアンツ
勝 平良拳太郎 1勝0敗
S 山﨑康晃 0勝1敗1S
負 ヨアンダー・メンデス 0勝1敗


大歓声が轟くスタジアム。
3年ぶりに、熱き星たちの熱と力が帰ってきた。


その中心に立ったのは、大きな苦難を乗り越えた右腕だった。


1995年7月12日生まれ。
沖縄県国頭郡今帰仁村出身の27歳。
県立北山高校から2013年ドラフト5位でジャイアンツに入団。


2017年にフリーエージェントの人的保証選手として、ベイスターズの一員となった。
この年に、プロ初勝利を記録。


順調にキャリアを積み重ねていく中、暗雲が立ち込めた。


2021年にトミー・ジョン手術を受け、この年のオフに自由契約。
育成選手として再起を期した。


懸命のリハビリの結果、2022年に支配下復帰を勝ち取る。
同じ手術を受けたチームメイトの田中健二朗、東克樹とは「TJブラザーズ」として励ましあった。


開幕4連敗で迎えた、先発マウンド。


圧巻の投球で、かつてのチームメイトたちをねじ伏せていく。


6回85球。
打者23人に、被安打4、7奪三振。
彼にとって888日ぶりの勝利は、ベイスターズの今季初勝利となった。


「地元から友達、村長、が来てくれました。ウイニングボールを渡せたらいいなと思います」


歓喜の笑顔が、夜空に映える。


横浜頂戦。
栄光をつかむ闘いが、始まった。


たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ


横浜DeNAベイスターズ。
背番号59。
平良拳太郎。


KEEP WORKING HARD AND CONCENTRATE.
集中し、奮い立って戦う。力いっぱい努力する。


横浜頂戦。
I☆YOKOHAMA!