大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

2018/05/25(金) 明治神宮野球場

5/25

B14-5S

勝 三嶋

負 ブキャナン


開幕戦で封じ込まれたデービッド・ブキャナンを攻略し快勝。


超満員の神宮球場。

予断の許さぬ打撃戦の流れを変えたは、今一番頼りになる剛球右腕の彼だった。


2004年シーズン。

どん底のチーム状態の中、山下大輔監督は懸命に知恵を搾り戦っていた。


その決断の一つが、かつてのエース川村丈夫の中継ぎ転向。


右腕は輝きを取り戻す。


クレバーな彼は環境の変化に対応し、痺れるピンチを何度も凌いでいった。


翌2005年シーズン。

牛島和彦監督はリリーフ右腕カルテット クワトロKを結成。


木塚敦志、加藤武治、マーク・クルーンのリーダー格として大車輪の活躍をしていった。


2018年シーズン。

背番号17はどん底から這い上がってきた。


痺れるピンチの場面でも涼やかな表情で豪速球を投げ込む。


まさに、相手をねじ伏せているのだ。


法政大学のエースとして輝いた神宮。

2014年開幕戦で2回9失点で屈辱の降板をした神宮。


栄光と挫折の記憶が残る球場で今季3勝目。


その復活劇はチームを鼓舞する。


長いシーズン。

調子がいい選手もそうでない選手もいる。


この日も勝利投手の権利を目前に、彼にマウンドを譲らざるを得なかった石田健大。

開幕左腕は、結果を出せず苦しいマウンドが続いている。


法政大学の2学年先輩でもある彼の復活劇は、有形無形のエールになっているはず。


そうした力のあるリリーフのマウンドだった。


竹の節を一つ破りぬれば余の節亦破るるが如し。


一人の勝利は、皆の力になっていくのだ。


戦うぞ

闘志みなぎらせて

勝利の海

行くぞ ベイスターズ


横浜DeNAベイスターズ。

背番号17。

三嶋一輝。


彼は今日も勝利のマウンドに向かう。


VICTORY is WITHIN US.