2018/006/05(火) 横浜スタジアム
6/5
B1-8L
勝 カスティーヨ
負 ウィーランド
僅かの差が大きな得点差となり、完敗。
パ・リーグ首位を快走するライオンズの強さを見せつけられた。
この日は、言論の世界で活躍されている同窓の先輩と観戦。
「君の投稿読んでいたら、横浜スタジアムに行きたくなったよ」
有難い声をかけて頂き、チケットを手配。
ベイスターズ・エールで乾杯。
崎陽軒のシウマイをご馳走になりながら、暮れゆく空の下のハマスタ観戦となった。
野球に詳しい先輩が注目したのは、8回裏に登場した長身右腕。
「いいピッチャーだね。こんなところ(大量ビハインド)で投げるピッチャーではないよ」
まさしくその通りなのだ。
2011年10月22日。
東京ドーム。
シーズン最終戦は、横浜ベイスターズ19年間の歴史に幕を下ろす日でもあった。
この日でチーム去ることになる村田修一。
サードの守備位置に入る際に一礼をした彼は、既に別れを決めていたのだろう。
2000年代の横浜のチームリーダーの2本のソロホームランで2-1のリードで迎えた9回裏。
マウンドにはストッパー山口俊。
このまま終われば有終の美を飾ることが出来る。
だが、石川雄洋のエラーをきっかけに満塁のピンチ。
長野久義の満塁ホームランで逆転サヨナラ負け。
歓喜に沸くジャイアンツ。
苦悩に沈むベイスターズ。
あまりにも「らしい」負け方、終わり方だった。
この試合で先発として好投したのが、この年育成から支配下となり後半戦にブレイクした彼だった。
2009年の育成ドラフト1位。
筒香嘉智とは、同級生にして同期入団。
最下位街道にあえぐベイスターズにあって、まだ見ぬ未来の希望。
打者は筒香。
投手は彼に他ならなかった。
2012年4月4日。
中畑清新監督は、新生DeNA球団の本拠地
開幕投手に彼を抜擢。
だが、結果は残せなかった。
歳月は流れた。
ベイスターズは着実に実力をつけてきた。
後輩達の活躍で、19年振りの日本シリーズにも進出した。
チャンスを生かすことの出来なかった彼は、まさに崖っぷち。
この日の登板も、いわゆる敗戦処理。
「これだけの身長があって、いいボールを持っている。本当にもったいない!」
ハマスタ初観戦の先輩の嘆きは、ベイスターズファン共通の祈りにも似た願いでもある。
このまま終わる投手ではない。
今再びのブレイクを、大復活を、ファンは皆待ち望んでいる。
戦うぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞ ベイスターズ
横浜DeNAベイスターズ。
背番号65。
国吉佑樹。
WORK'LL WIN WHEN WISHING WON'T.
願いが叶わないとき、勝利を勝ち取るのは努力だ。
VICTORY is WITHIN US.
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