百戦錬磨の右腕がチームを救う底力に
2018/06/23 ナゴヤドーム
B3-5D
勝 ガルシア
負 東
S 田島
6回裏。まさかのバッテリーエラーから逆転を許し、悔いの残る敗戦。
チームは苦しい戦いが続く。
そんな中、頼もしいベテランが一軍のマウンドに帰ってきた。
この日も、ビハインドの7回裏に登板し無失点。
ドラゴンズ自慢のクリーンナップを抑え、きっちりと仕事を果たした。
1985年4月13日生まれ。
埼玉県川越市出身の33歳。
埼玉平成高校、上武大学、住友金属鹿島から、2009年ドラフト2位で入団。
最下位に喘ぐチームにあって、ルーキーイヤーからローテーション投手として活躍。
防御率3.66をマークしながら、3勝12敗。
その結果が、当時のチーム状況を端的に物語る。
翌年からも、どんな場面でも彼は投げ続けた。
勝ち越しの場面、負け越しの場面、そして同点での痺れる大ピンチ。
歴代の指揮官たちがいかに彼を信頼していたかが分かる。
その中で、彼は一つの称号を手に入れた。
「右の大砲キラー」
深く沈み込むようなサイドスローから繰り出す変幻自在のピッチングは、各球団の強打者達を牛耳っていった。
若い投手陣の台頭もあり、今シーズンはファームスタート。
だが、勝ち抜けないチームを救うため、彼の出番がやって来た。
百戦錬磨の経験と、快刀乱麻の投球で、チームのピンチを救う時が来たのだ。
静かに仕事をやり遂げる男が、今日もマウンドに向かう。
戦うぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞ ベイスターズ
横浜DeNAベイスターズ。
背番号16。
加賀繁。
BEGINNER'S MIND.
すべての基本は初心にある。
VICTORY is WITHIN US.
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