大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

大気の時代がやってくる!

2018/06/24(日) ナゴヤドーム

B6-1D

勝 パットン

負 田島



同点の9回表。

マウンドにはドラゴンズの守護神 田島慎二。


連打連打で追い詰めて作った1アウト満塁のチャンス。


打席には、この日途中出場の彼が向かった。



小さな身体が大きく見える堂々としたバッティングフォーム。


オープンスタンスにバットを長く高らかに突き上げる姿は、剣豪の姿にすら見える。



鋭く振り抜いた打球は一塁線を鋭く破っていく。


走者一掃のスリーベースヒットとなり、試合を決めた。



1995年6月28日生まれ。

愛知県海部郡蟹江町出身の22歳。


東邦高校から2013年ドラフト5位で入団。


この日は、ご当地愛知県の凱旋試合だった。



地元ドラゴンズへの憧れは強かった。


母子家庭で苦しい中、自身の高校進学のため名古屋市内に転居してくれた家族のために。

そして、大好きな姉の進学費用のために。


何よりも、甲子園出場経験のない自分をプロとしてどこよりも先に評価してくれたベイスターズに、迷わず入団を決めたのだ。


だが、群雄割拠のプロの世界。

抜群のポテンシャルと徹底した努力だけでは勝ち抜けない。


代打。

代走。

守備固め。


ファームでの試合や練習でも常に全力疾走。


常に研究と精進を怠らないその姿勢は、精悍な表情に滲み出る。


ファンはその凛々しさに心を奪われるのだ。


「自分に与えられた仕事をやるだけです。必ずレギュラーを取ります!」



ヒーローインタビューでは、冷静に、理知的に、そして自信満々に語った。


皆が待ち望んだ、大気の時代がいよいよやってくる。



出た出た

遂に 必殺バットマン

白い弾丸打ち込んで

ガッツポーズだ


横浜DeNAベイスターズ。

背番号63。

関根大気。


MAKE YOUR DREAMS COME TRUE.

皆で夢を叶えよう!


VICTORY is WITHIN US.