大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

ベイスターズの夏はこれからだ! #5

2018/08/03(金) 横浜スタジアム
B7×-6C(延長11回)
勝 藤岡
負 一岡



延長11回裏2アウト1-2塁。
ここまでノーヒットの嶺井博希に送られた代打は前日に先発登板したジョー・ウィーランド。


カープ戦で無類の勝負強さ。
昨シーズンは13打数7安打。打率.538。ホームラン3本。


ハマの二刀流は抜群の選球眼でフルカウントからのフォアボールを選ぶ。



「これは打たないとダメだなと思った」


途中出場の背番号5は、打席に向かいながら決めていた。


初球から積極的に振り抜いた打球はライト前に。


自身4度目のサヨナラヒットは、昨年8月24日のカープ戦以来。


あの3連続サヨナラ勝利のトリを飾った一打。


あの日から、日本シリーズへの道のりが始まったのだ。



昨年チーム唯一のフルイニング出場を果たしながら、今シーズンはセカンドへコンバート。


ルーキーイヤー以来のファーム降格も経験。


「若い選手に負けちゃいけないという気持ちだとか、守備位置がどこであれ試合に出られることの喜びだとか、そういうことを感じられたのはプラスになると思います。すごく刺激になりました」


一段と精悍さを増して、一軍に帰ってきた。


守備につけば、ピンチでマウンドに向かいさりげなく間を作る気遣い。


打席に入れば、闘志を全面に出してボールに食らいつく姿勢。


今のベイスターズに必要なことを必死に探りながら戦っている。


その心があれば、必ず這い上がっていける。


久しぶりのヒーローインタビューで、満面の笑みで彼は叫んだ。


「ベイスターズの夏はこれからです!」


夏男の本領発揮の時が来たのだ。



かっ飛ばせ
見せろ男意気
さぁ打つぞ
勝利へ導け


横浜DeNAベイスターズ。
背番号5。
倉本寿彦。


PLAY FROM THE HEART.
心の底からプレイする。


VICTORY is WITHIN US.