ハマのハマちゃんの第二章始まる #26
2020年6月22日(火)
横浜スタジアム
ベイスターズ 3-0 ドラゴンズ
勝 濵口遥大 1勝0敗
S 山﨑康晃 0勝0敗1S
負 柳裕也 0勝1敗
ハマのハマちゃんが大熱投!
8回1/3。
133球。
被安打10。
奪三振7。
ドラゴンズ柳裕也との投手戦を粘り抜き勝ち抜いた。
「すごく意識した。尊敬する投手。この先も何度も対戦は続くので、負けたくない」
1995年3月16日生まれ。
佐賀県三養基(みやき)郡出身の25歳。
三養基高校から神奈川大学を経て、2016年ドラフト1位で入団。
明治大学の柳、桜美林大学の佐々木千隼の抽選を外した後の「外れ外れ1位」だったが、その力は本物のドラ1だった。
ルーキーイヤーの2017年はローテーションで投げ抜き11勝。
1歳年上の髙城俊人とのバッテリーが冴え渡る。
日本シリーズ第4戦では、8回途中までノーヒットピッチング。
この活躍もあり、新人特別賞を受賞。
だが、辛い別れは突然やってくる。
シーズン途中に、髙城のオリックス・バファローズへトレードが発表される。
最後にバッテリーを組んだ試合では、フォアボールを連発してノックアウトされていた。
後悔ばかりが残った。
2018年は4勝。
2019年は6勝。
完封劇もあれば、1回ノックアウトもあった。
シーズン通して活躍できたわけではなかった。
「今永さんに勝つ。エースになりたい」
並々ならぬ決意で迎えた2020年シーズン。
その決意の先には2つの喜びがあった。
大学時代から交際してきた恵理子さんとの結婚。
そして、髙城俊人のベイスターズへの復帰が決まった。
「おれが全部止めるから、腕を振ってこい。絶対に止めるから、ワンバウンドになってもいいから、思い切り腕を振ってこい」
今季初の完封勝利は、「ハマジョーバッテリー」の復活劇。
栄光を経験し、挫折を乗り越えた左腕の本領発揮の時が来た。
「バッターに向かって攻めていくことができました。髙城さんをはじめ、野手の皆さんに感謝しています」
ウイニングボールは、恵理子さんに贈るという。
すべてを自身の力に変えていく時。
ハマのハマちゃんの第二章が始まる。
横浜の一番星と輝け!
左腕がうなれば
狙いは外さない
ピンポイントの技
攻めろ 攻めろ ハルヒロ
横浜DeNAベイスターズ。
背番号26。
濵口遥大。
BE HONEST, BE HUMBLE
AND BE GREEDY.
素直に、謙虚に、貪欲に。
心をひとつに。
BECAUSE WE ARE FAMILY.
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