大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

自分に自信を持って生きろ。 #26

2022年8月10日(水)
横浜スタジアム
ベイスターズ 3-0 タイガース
勝 濵口遥大 5勝4敗
S 山﨑康晃 0勝2敗24S
負 伊藤将司 8勝3敗


熱投120球。
勝利を掴む気迫の投球。


8回。
打者26人。
被安打3。
奪三振8。


24個目のアウトを奪った背番号26は、雄叫びを上げ渾身のガッツポーズ。


「マウンドからベンチに絶対代えるなよ、というオーラが伝わっていた。
 隆さん(斎藤投手コーチ)が行ったとき、すごいにらまれていましたから。
 あいつの中では行く気満々で粘ったと思います」


指揮官は、続投の理由を明快に語った。


課題の「荒れ球」も与四死球1。
スターナイトユニフォームの襟を立てる独特のスタイルが、眩しく輝いていた。


左腕の熱投を、バックも再三の好守でもり立てていく。


そして、8回裏。
遂に、難敵・伊藤将司を攻略。
頼れるハマの四番・牧秀悟の決勝打に、ベンチが、スタジアムが、歓喜に沸き立った。


1995年3月16日生まれ。
佐賀県三養基郡出身の27歳。


佐賀県立三養基高校から、神奈川大学を経て、2016年ドラフト1位で入団。


ルーキーイヤーに10勝をマーク。


日本シリーズ第4戦では、8回途中まで、ホークス打線をノーヒットノーランに抑える快投。
チームの柱になる存在と大きく期待された。


2021年には初の開幕投手を任されるも、屈辱のノックアウト。
本領を発揮できないまま、シーズンを終えた。


オフシーズンには、全てを見直した。
できることは、何でもやった。


トレーニング方法。
調整法。
心のあり方。


最新機器でデータ解析をし能力向上につなげるチーム戦略部 R & D(Research & Development)グループにも協力を仰いだ。


左腕には、もう一つの強い思いがある。


「昨年の秋、仲間がチームを去って行きました。
 仲のいい飯塚(悟史)や、同期入団の笠井(崇正)や、進藤(拓也)さん。それに1年後に入団した齋藤(俊介)さん。
 寂しい思いもあったし、僕もいつそういう立場になるかわからない。
 少なくともプロに入った時点で確実に終わりに向かっていくわけですから時間を無駄にしないようにしないと」


これで、6試合連続のクオリティスタート。


「本当にチームが勝てたのが一番。先週も投げた試合でチームが勝った。それが一番うれしい」


自信満々の背番号26が、横浜反撃の旗手だ。


横浜の熱い季節が続く。
まさかが実現の夏を、見逃すな!


左腕がうなれば
狙いははずさない
ピンポイントの技
攻めて攻めろ ハルヒロ


横浜DeNAベイスターズ。
背番号26。
濵口遥大。


LOVE THE LIFE YOU LIVE.
LIVE THE LIFE YOU LOVE.
自分に自信を持って生きろ。


横浜反撃。
I☆YOKOHAMA!