大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

連夜の復活劇 #11

2023年4月6日(木)
横浜スタジアム
ベイスターズ 4-0 ジャイアンツ
勝 東克樹 1勝0敗
負 横川凱 0勝1敗


連夜の復活劇に、スタジアムは歓喜に包まれた。


前夜の平良拳太郎に続く、快刀乱麻のピッチング。


同じトミー・ジョン手術を乗り越えてきた二人は同学年でもある。


「よき仲間でありライバル。
 やっぱり僕も負けたくないという気持ちもありました」


好走塁で先制のホームを踏んだ、関根大気。


今季初安打がスリーランホームランとなった、楠本泰史。


同じく1995年生まれの3人の笑顔が、横浜の夜空に輝いた。



1995年11月29日生まれ。
三重県四日市市出身の27歳。
愛工大名電高から立命館大学を経て、2017年ドラフト1位で入団。


ルーキーイヤーに11勝を挙げる大活躍で新人王を獲得。


その栄光の先に、思わぬ苦難が待っていた。


2020年にトミー・ジョン手術を受け、懸命のリハビリに励んだ。


2021年シーズン終盤に鮮やかに復活。


2022年の開幕投手に指名された。
だが、結果を残せなかった。


幾重にも重なる悔しさを乗り越えて、今シーズンの開幕ローテーションを掴み取った。



7回85球。
打者22人。
被安打4。
8奪三振。


ルーキーイヤーに無類の強さを誇ったジャイアンツ戦。
ジャイアンツキラーの面目躍如だ。


「次の登板に向けて、しっかりと調整して頑張りたいと思います。
 熱い声援をよろしくお願いします!」


背番号11は歓喜に浸りながらも、次の闘いに向けて闘志を燃やした。


横浜劇場開幕。
ベイスターズの熱い季節がやってくる。


左腕がうなれば
狙いははずさない
ピンポイントの技
攻めて攻めろ 克樹


横浜DeNAベイスターズ。
背番号11。
東克樹。


横浜頂戦。
I☆YOKOHAMA!