2018/06/07(木) 横浜スタジアム
6/7
B7-9L
勝 十亀
負 京山
S 増田
「ハマスタに来られるお客さんは、本当に野球を良く知っておられる。ここぞというところで、球場全体からツボにハマるような歓声が上がる。こんなこと他の球場ではありません」(ベイスターズOBの佐伯貴弘)
敗色濃厚の大量ビハインド。
だが、ひとつのチャンスに「ツボにハマる」大歓声が沸き起こる。
7回裏、ツーアウト満塁。
今シーズンからベイスターズにやってきた彼のひと振りは豪快なグラウンドスラム。
一気に1点差。
スタジアムの空気が一瞬で変わった。
1989年2月28日生まれ。
プエルトリコ出身の29歳。
昨秋入団テストを経て、ベイスターズに入団。
オープン戦での大活躍に、指揮官は「野手のMVPだ」と最大の賞賛を贈った。
開幕一軍登録を勝ち取るも、試合前の練習で負傷。
無念の登録抹消。
ファームで、若い選手に混じって汗を流す助っ人外人。
守備位置の交代の際にはダッシュで移動。
謙虚で誠実な姿勢は、打席で結果となって表れる。
一軍昇格後は、猛打でチームの救世主となった。
しかし厳しいプロの世界。
打席を重ね、データを分析され、弱点を見出される。
極度の不振の中でも、指揮官は彼に期待を寄せた。
「一昨年ロペスが調子を崩した時、3番で起用して結果が出た。それを思い出して起用した」
2ホームラン6打点。
厳しいマークを乗り越えて、結果を出した。
「いい結果を残して、チームの優勝に貢献したい。来年以降もここにいられるように、頑張りたい」
苦しい戦いが続く交流戦。
出口のないトンネルはない。
夜明けのこない夜はない。
捲土重来。
今こそ、目の前の試合に全力投球。
Going on ソト!
Touch'em all ソト!
君は嵐のカリビアン
見せつけてやれ
パワフルスイング
ソト! ソト! ソト! レッツゴー!
横浜DeNAベイスターズ。
背番号99。
ネフタリ・ソト。
THE ROAD IS MY STRENGTH,
I HAVE NOTHING TO FEAR.
失敗を恐れず、挑戦し続けよう!
VICTORY is WITHIN US.
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