大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

突っ走れどこまでも 勝利を呼ぶ男 #1

2019/06/08(土) 横浜スタジアム
ベイスターズ 7-3 ライオンズ
勝 井納
負 榎田


背番号1の笑顔がハマスタに輝いた!


2番ライトで今季初の本拠地スタメン。


3打数2安打2打点。
押し出しフォアボールに、犠牲バント。


全力疾走にファインプレー。


ハマの元気印。
切り込み隊長。


みんなの桑ちゃんが帰ってきた。


1993年7月21日生まれ。
大阪府和泉市出身の25歳。


福知山成美高校から2011年ドラフト4位で入団。


ドラフト同期には、乙坂智、飛雄馬。
シーズンオフに復帰を果たした古村徹。
先日、ドジャースマイナー契約が発表された北方悠誠。


そして、昨年オリックス・バファローズに移籍した髙城俊人らがいる。


DeNA新球団のいわゆる第1期生だ。


ベイスターズの躍進と共に、彼の成長はあった。


センターのレギュラーを勝ち取った2016年には、球団初のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ進出。


全試合出場を果たした2017年には、ゴールデングラブ賞を獲得。チームは、19年ぶりの日本シリーズ進出を果たす。


その活躍に、球団は背番号1を与える。


近藤昭仁。
山下大輔。
谷繁元信。
進藤達哉。
そして、金城龍彦。


ミスター・ベイスターズの栄光の系譜。


だが、ここからが苦悩の始まりだった。


思うような活躍ができず、2シーズン守り抜いたセンターのレギュラーを失ってしまう。


チームも3シーズンぶりのBクラス。
わずかの差で、ポストシーズン進出を逃した。


強い決意で臨んだ今シーズン。


代打、代走、守備固めなどでの出場が続いた。


どんな劣勢でも。
どんな苦しいときでも。


彼は全力疾走だった。
常に笑顔だった。


彼が登場するだけで、超満員の横浜スタジアムは怒涛のような歓声に包まれた。


その大声援こそが、彼のこれまでの活躍への賞賛。


本来の活躍ができない中での、激励。


その壁を必ず乗り越えてくれるとの、期待。


そして、今年一番の大歓声の中、初のヒーローインタビューの舞台に立った。


「おまたせしました~」


笑顔でまずはご挨拶。


「何くそと思いながらずっとやってきた。その思いがきょうで晴れたわけではない。これからも与えられたチャンスで頑張りたい」


君の笑顔こそ、ハマの希望。
君の全力疾走こそ、横浜の象徴。


燃えるハマの夏男。


「ようやく僕の季節が到来しました!」


役者がまた一人、大きくなって戻ってきた。


横浜の逆襲劇が始まる。


乾坤一擲のドラマを見逃すな!


今だクワ喰らいつけ
燃えろガッツマン
突っ走れどこまでも
勝利を呼ぶ男


かっとばせ!クワハラ!


横浜DeNAベイスターズ。
背番号1。
桑原将志。


GOOD TEAMMATES.
チームのためにベストを尽くす。


Go Beyond the Limit.