横浜高校の遺伝子
2018/06/30(土) 横浜スタジアム
B2-1C
勝 東
負 野村
S 山﨑
GET THE FLAG!シリーズ5戦目。
試合前のイベントには、1998年優勝時の主力2人が登場。
ハマの司令塔 谷繁元信。
ハマの安打製造機 鈴木尚典。
それぞれ、現役の同ポジションの現役選手とメモリアルピッチ。
谷繁は嶺井博希に。
鈴木は横浜高校の後輩でもある主砲を相手に。
超満員の大観衆からの温かい声援と拍手が送られた。
灼熱の炎天下のデーゲーム。
ベイスターズ東克樹、カープ野村祐輔の投手戦で、試合は進んでいく。
0-1で迎えた6回裏。
1死2塁のチャンス。
打席には我らがキャプテンが向かう。
狙い済ました一撃は、ベイスターズファンで溢れかえるライトスタンド最上段に飛び込む逆転ホームラン。
これが決勝点となった。
高校通算69ホームランの実績を引っさげて、横浜高校から2009年ドラフト1位で入団。
「僕の憧れは、高校の先輩の鈴木尚典さんです」
チームは、未来の大砲をファームで育てる計画を立てた。
当時の二軍打撃コーチは鈴木尚典。
憧れの大先輩の指導で彼は才能を開花させていく。
ルーキーながらファームの本塁打と打点の二冠王。
2010年10月7日。
横浜スタジアム。
シーズン最終戦。
タイガース黄金のJFKの一角 久保田智之から鮮やかなプロ入り初ホームランを放った。
3年連続の最下位に喘ぎ、希望を失っていたファンは、そこに一条の光を見た。
2014年には、クリーンナップの一員として定着。
ポジションも憧れの鈴木尚典と同じ、レフトのレギュラーとなった。
2015年には、四番打者にしてキャプテンにも就任。
ここから新生DeNA球団の覚醒が始まっていく。
「毎試合多くのファンが応援してくれています。選手全員が優勝するんだという気持ちを持って残り試合、本気で優勝を狙ってほしいと思います」(鈴木尚典)
その鈴木以来の、横浜高校出身の主砲が率いるベイスターズ。
20年ぶりの歓喜の瞬間に向けて灼熱の夏を駆け抜けて行く。
その手で勝利の旗を掴み取れ!
横浜の空高く
ホームランかっ飛ばせ 筒香
さあ打て 筒香
飛ばせ 空の彼方
横浜に輝く大砲
かっ飛ばせ ホームラン
GO GO TSUTSUGOH!
VAMOS A SEGUIR ADELANTE!
常に、前に、前に、積極的に行こう!
VICTORY is WITHIN US.
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