神宮の森に轟く豪速球 #94
2018/10/03(水) 明治神宮野球場
B1-2S
勝 カラシティー
負 京山
S 石山
出番は突然やって来た。
指揮官は、先発の京山将弥に1回で見切りをつけて、一軍にデビューしたての彼をマウンドに送った。
2イニングで打者9人。
36球で2奪三振で無失点。
荒れかけた試合を今一度作り直した。
打席では8球粘り、見事なレフト前ヒット。プロ初打席初安打を記録した。
これで一軍登録後、2戦目の登板。
前回は、旭川西高校時代たどり着けなかった甲子園球場。
今回は、早稲田大学時代に足を踏み入れことすら出来なかった神宮球場。
シーズン最終盤の痺れる展開の中、力強い速球を投げ込み、見事に役割を果たし切った。
大学に通いながら、独立リーグ信濃グランセローズで頭角を現した彼は、遂に本当の意味でのスタートを切った。
若き苦労人の熱と力が、沈みかけたチームを再浮上させる。
戦いは勝つと決めたものが勝つ。
諦めたらそこで終わりだ。
戦うぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
ゆくぞ ベイスターズ
横浜DeNAベイスターズ。
背番号94。
笠井崇正。
STEADY PROGRESS.
毎日の練習の中でひとつでも得るものがあるように。
VICTORY is WITHIN US.
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