大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

横浜には、小さな大魔神が居る。 #19

2019/06/14(金) 福岡ヤフオク!ドーム
ベイスターズ 5-4 ホークス


勝 今永昇太 7勝3敗
S 山﨑康晃 1勝1敗13S
負 千賀滉大 6勝2敗


あの日以来の福岡ヤフオク!ドーム。
あの日以来の9回裏のマウンド。


そして、あの日と同じ1点差で彼はドームの中心に立った。


レフトスタンドから轟き渡る大コールが彼のピッチングに勇気を与える。


2017年11月4日。
日本シリーズ第6戦。


シーズン3位ながらクライマックスシリーズを勝ち抜き迎えた19年ぶりの日本シリーズ。


巨大戦力にして絶対王者のホークスに3連敗のあと本拠地ハマスタで連勝。


日本シリーズ第7戦への切符は、目の前にあった。


迎えた打者は内川聖一。


ベイスターズ出身だが現在は常勝ホークスのリーダー。


セパ両リーグで首位打者になった球界を代表する右打者の一人。


渾身のツーシームは、横浜の夢を打ち砕く同点弾。


目の前まで見えた日本一の栄冠を勝ち取ることは出来なかった。


「あのボールを失投だとは思っていない。内川さんが素晴らしかった。そして僕に力がなかった」


2018年シーズン交流戦。福岡でチームは3連敗。


彼には登板のチャンスすらなかった。


2014年以来、この球場で9連敗中。


同じチームに何年も勝てないようでは、プロではない。


ネフタリ・ソトの4試合連続ホームランとなるグランドスラムでつけた4点差も、気がつけば1点差。


9回裏には、同点のランナーも許した。


だが、勝った。勝ち抜いた。


歓喜の笑顔とハイタッチ。


熱き星たちの歓声がドームに轟き渡る。


まず一矢は報いた。


強い相手に勝つことでしか、真の強さは得られない。


強い相手に勝ち続けてこそ、本物になれる。


「優勝争いを知らないストッパーは真のストッパーではない」(江夏豊)


大魔神 佐々木主浩はその悔しさを闘志に変え、横浜に38年振りの栄冠をもたらした。


CSに行って喜んでる時代は終わった。


目指すは優勝。そして日本一。


横浜には、小さな大魔神が居る。


栄光の旗を掴み取ろう!


たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ


横浜DeNAベイスターズ。
背番号19。
山﨑康晃。


TAKE PRIDE IN YOUR WORK.
自分の仕事に誇りを持つ。


Go Beyond the Limit.