大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

快刀乱麻! 実りの秋の拳太郎 #59

2018/09/15(土) 横浜スタジアム
B3-1G
勝 平良
負 菅野
S 山﨑



雨上がりのハマスタに、快刀乱麻のピッチィングが冴え渡る。


同郷の先輩捕手 嶺井博希のミットに、鋭いボールが投げ込まれる。


ジャイアンツの強打者達が翻弄されていく。



相手先発は、菅野智之。
ジャイアンツ不動のエースにして、侍ジャパンの大黒柱。


恐れ多くて声などかけられない雲の上の存在だった。


その球界を代表する右腕と真っ向勝負して投げ勝った。


6回1/3。83球8奪三振。


古巣相手の嬉しい初勝利となった。



1995年7月12日生まれ。
沖縄県国頭郡出身の23歳。


沖縄県立北山高校から、2013年ドラフト5位でジャイアンツに入団。


ドラフト同期の田口麗斗と共に、将来の左右のエース候補と期待されていた。


そんな彼に転機が訪れる。


2017年1月5日。
フリーエージェント移籍をした山口俊の人的補償選手として、ベイスターズへの移籍が発表される。


「プロテクトもれした中で、最も取られたくなかった選手」とジャイアンツ関係者は臍をかんだ。


移籍後すぐに一軍登録。
プロ初勝利も記録。


そしてこの日、本拠地初の嬉しいヒーローインタビューとなった。



先発投手陣の不調に苦しみ抜いた今シーズン。


最終盤になって大型右腕がいよいよ覚醒。


野球はやはり先発投手だ。


まだまだ負けられない戦いが続いていく。


若き右腕が躍動する実りの秋が始まった。



戦うぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞ ベイスターズ



横浜DeNAベイスターズ。
背番号59。
平良拳太郎。


KEEP WORKING HARD
AND CONCENTRATE.
集中し、奮い立って戦う。力いっぱい努力する。


VICTORY is WITHIN US.