大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

素直に、謙虚に、貪欲に。 #26

2021年5月5日(水)
バンテリンドーム ナゴヤ
ベイスターズ 2-1 ドラゴンズ
勝 濵口遥大 2勝3敗
負 勝野昌慶 3勝2敗


痺れる投手戦が続いていた。


0-0の6回裏。
最後の打者を三振で仕留めた彼は、渾身のガッツポーズ。


「絶対打ったるからな」
直後のチャンスで、彼の代打で打席に立った桑原将志が試合を決める一打を放つ。


「嶺井さんが上手くリードしてくれたのでリズムよく投げることが抑えることができました。野手の方にも助けてもらい感謝しています」


5回裏には、キャプテン佐野恵太が1アウト1,3塁からのレフトフライをダブルプレーで仕留めるファインプレイ。


力投する左腕に応えていた。


満面のハマちゃんスマイルが弾ける。


青いマスク越しに笑顔の花が咲いた。


1995年3月16日生まれ。


佐賀県三養基(みやき)郡出身の26歳。
県立三養基高校から神奈川大学を経て、2016年ドラフト1位で入団。


ルーキーイヤーは開幕からローテーション入り。
10勝を記録する大活躍。


チームの2年連続クライマックスシリーズ。そして、19年ぶりの日本シリーズ進出の大原動力となった。


巨大戦力のホークス相手の日本シリーズ。
3連敗で後のなくなった第4戦に先発。


負ければ終わりの状況で、8回表1アウトまでノーヒットの大熱投。


シーズン後には新人特別賞も受賞した。


ここからが、苦難の始まりだった。


圧巻の投球をしたかと思えば、四死球の連発で自滅して短いイニングで降板することもしばしば。


本領発揮には至らないシーズンが続いていた。


だからこそ、今シーズンにかける思いは並々ならぬものがあった。


新指揮官に直訴し、開幕投手に。
だが、結果は残せなかった。


前回の登板で6試合目にして今季初勝利。
このあたりから、チームの歯車もかみ合いだしてきた。


「きょうの彼は手が付けられなかった」と、ドラゴンズOBの解説者ですら褒めちぎる快投で、9連戦の掉尾を飾った。


「自分のボールで勝負できた。この投球を続けていきたい」


君こそ、ハマの一番星。
ハマのハマちゃんの本領発揮の時はこれからだ。


横浜の熱い季節が始まった。


左腕がうなれば 狙いははずさない
ピンポイントの技 攻めて攻めろ ハルヒロ


横浜DeNAベイスターズ。
背番号26。
濵口遥大。


BE HONEST, BE HUMBLE AND BE GREEDY.
素直に、謙虚に、貪欲に。


I☆YOKOHAMA
今こそ、横浜一心。