大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

泥だらけのサイクルヒット #1

2018/07/20(金) 横浜スタジアム

B10-3T

勝 東

負 秋山



ハマの切り込み隊長がダイヤモンドを駆け抜ける。


大歓声がハマの夜空に響き渡る。


横浜スタジアムでは21年ぶりとなるサイクルヒット。


5回の打席で全て得点に絡む活躍。


横浜史上最高の外国人選手とも称されるロバート・ローズが1997年4月29日のスワローズ戦で記録して以来。


泥だらけのヒーロー、我らのクワちゃんが、球史にその名を刻んだ。



昨シーズンは、全試合1番センターでスタメンで出場。


押しも押されぬDeNAの看板選手として、今シーズンは栄光の背番号1を背負った。


明るいムードメーカーの彼だが、真面目すぎて悩みを抱え込んでしまう側面も持つ。


極度の不振から、シーズン開始後すぐにスタメンを外されてしまう。


しかし、彼は這い上がってきた。


ベンチにあってもお祭り男は健在。


誰よりも声を出し、仲間を鼓舞し、そして復活の機会を虎視眈々と狙っていた。


悔しさを押し殺し、早出特打に深夜までの振り込み。


激しい戦いの後、ハマスタの水風呂に浸かりながら何を思ったのか。


スーパー猛暑で誰もが苦しむ真夏。


自らの汗と努力で、定位置を再び奪い返した。


7月3日以来11戦連続スタメン。全ての試合で安打を記録。


ハマの夏男の躍動は、チームの躍進の象徴。


ベイスターズの夏の物語の本番はこれからだ。


ハマの元気印が、今夜もスタジアムを駆け抜ける。



今だ クワ 喰らいつけ

燃えろガッツマン

突っ走れ どこまでも

勝利を呼ぶ男


横浜DeNAベイスターズ。

背番号1。

桑原将志。


GOOD TEAMMATES.

チームのためにベストを尽くす。


VICTORY is WITHIN US.