大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

健大の夏が始まった! #14

2019/07/27(土) ナゴヤドーム
ベイスターズ 12-3 ドラゴンズ


勝 石田健大 2勝0敗
負 松坂大輔 0勝1敗


「小さいころから見てきた投手」(乙坂智)


「みんなが憧れる横浜高校の大先輩。ファンの人が、見ていてワクワクするようなプレーを見せられるように頑張りたい」(筒香嘉智)


「高校に入った時松坂世代はめちゃくちゃすごくて、憧れていた。対戦できることはめったにない。何とか打ちたかった」(石川雄洋)


日本中のすべての野球ファンが憧れ、尊敬し、目標にしてきた「平成の怪物」松坂大輔。


今季初登板のリビングレジェンドに、ベイスターズ打線が襲いかかる。


1998年ドラフトでの意中球団はベイスターズだった。


2014年のNPB復帰時にもDeNAは獲得ならず。


2018年にドラゴンズ移籍後は2連敗。


今シーズン初登板。
見切り発車の調整不足もあっただろうが、かつての相思相愛の恋人を見事ノックアウト。


とどめを刺したのは、先発の背番号14だった。


1回表。
1アウト満塁。


既に3点先制していたが、ここで彼が凡退していれば試合はわからなかった。


鋭く振り抜いた打球は鮮やかなライト前タイムリーヒット。


後続の打者も続き、この回8得点。


2回表。
ノーアウト満塁でまたもや打席がまわってきた。


走者一掃のタイムリーツーベース!


試合を決定づけた。


「打席に立つ以上、しっかり振る気持ちでいる」


ベイスターズの投手が1試合4打点を挙げたのは、2017年10月1日カープ戦のジョー・ウィーランド以来。


2年連続クライマックスシリーズを決めた乱打戦。


その勢いのまま、チームはポストシーズンを突破。


19年ぶりの日本シリーズ進出を果たす。


日本人投手では2003年9月15日スワローズ戦の吉見祐治以来16年ぶりの記録。


長身サウスポーは、打っても凄かった。
2015年からは打撃投手としてチームを支えている。


「三者凡退のイニングがなかったし、長いイニングを投げられなかったことは残念」


背番号14は勝利の中で、反省も忘れていなかった。


だが、頼れる左腕は完全復活。


次回登板では、更なる飛躍が期待される。


先発カルテット長男の本領発揮の夏が来る。


健大の夏が始まった。


横浜劇場を見逃すな!


左腕がうなれば
狙いははずさない
ピンポイントの技
攻めて攻めろ 健大


横浜DeNAベイスターズ。
背番号14。
石田健大。


GRATITUDE.
ファン、家族、環境、すべてのものに感謝。


Go Beyond the Limit.