大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

ファン、家族、環境、すべてのものに感謝。 #14

2022年9月10日(土)
横浜スタジアム
ベイスターズ 7-0 タイガース
勝 石田健大 5勝4敗
負 森木大智 0勝2敗


晴れ渡るスタジアム。
まっさらなマウンドに、背番号14が向かう。
照りつける初秋の日差しが彼を眩しく照らす。


初回、三者凡退でリズムをつくると、打線が先制点で応えた。


その後もピンチを切り抜ける右腕に、3回裏のビッグイニングで勝負を優位に運んだ。


「戸柱さんが僕の良いところを引き出してくれました。
野手の方々が点を取ってくれたので、いいリズムで投げることが出来ました」


ヒーローインタビューに答える彼の柔和な笑顔が、ハマスタに輝いた。


6回。
打者23人。
91球。
被安打2。
無失点の快投。


「中継ぎの経験もありますので、先発陣が頑張らないと行けないのはわかっています。
でも、勝つことが大事。
今日は勝てて良かったです」


彼はどこまでもチームのために左腕を振り抜く。


左腕投手としてチーム初の月間MVP。
開幕投手を2年連続で務めた。


チーム事情から中継ぎも経験した。
選手会長も経験した。


その全てが、有形無形の財産となって彼の強さを創り上げた。


その底流にあるのは「感謝」の心。


GRATITUDE
ファン、家族、環境、すべてのものに感謝。


彼のパーソナルスローガンがそれを物語っている。


今シーズンのタイガース戦は3勝。
防御率は1.11。


特に本拠地で苦手にしてきた阪神戦の呪縛を解き放ってくれた。


横浜には、頼れる左腕がいる。
背番号14がいる。


横浜反撃の舞台は再び整った。


乾坤一擲の闘いは続いていく。


左腕がうなれば
狙いははずさない
ピンポイントの技
攻めて攻めろ 健大


横浜DeNAベイスターズ。
背番号14。
石田健大。


GRATITUDE
ファン、家族、環境、すべてのものに感謝。


横浜反撃。
I☆YOKOHAMA!