大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

ハマの豪腕サウスポー #62

2019/05/11(土) MAZDA Zoom-Zoomスタジアム 広島
ベイスターズ 0-4 カープ


勝 ジョンソン
負 上茶谷


この日一軍に復帰したドラフト1位ルーキー上茶谷大河は、6回98球2失点の力投。


だが、2016年沢村賞左腕クリス・ジョンソンを攻略しきれず、今シーズン初の完封負け。


1週間ぶりの連勝はならなかった。


カープペースで試合が進む中、188cm102kgの巨漢サウスポーが8回表のマウンドに向かった。


打者3人。
12球。
奪三振1。


見事なパーフェクトリリーフで、今日も仕事を成し遂げた。


1992年4月22日生まれ。
ベネズエラ・ボリバル共和国バルガス州出身の27歳。


ボストン・レッドソックス、アリゾナ・ダイヤモンドバックス等を経て、2017年北海道日本ハムファイターズに入団。


同年年7月6日。
黒羽根利規とのトレードで、ベイスターズに移籍。


かつての正捕手と、外国人枠による出場制限の中、ともに出場機会を求めてのトレード。


NPBの球団と契約した外国人選手が、契約1年目のシーズン中に、交換トレードでNPBの他球団へ移籍するのは史上初だった。


移籍直後から、貴重なリリーフ左腕として大車輪の活躍。


「“このイニングが役割だ”というのがないタイプだと思っている。試合の後半でも、はたまた2回からリリーフすることもある。そういうことができるのが、自分の強みだ」


19年ぶりの日本シリーズ進出の、大きな原動力となった。


父はインディアンズの遊撃手。
その姿を、当時ルーキーだったアレックス・ラミレス監督は憧れて見ていたという。


また父が故郷ベネズエラでコーチをしていたチームには、ホセ・ロペスが所属。
父に連れられて球場に来ていた少年はたいそう可愛いがられたという。


同郷の3人がベイスターズで栄冠を目指して戦う。


縁とは実に不思議なものだ。


4月30日のスワローズ戦で自己最速となる159kmを記録した。


苦しい闘いが続く中、重要な役割が続いていく。


「“このイニングが役割だ”というのがないタイプだと思っている。試合の後半でも、はたまた2回からリリーフすることもある。そういうことができるのが、自分の強みだ」


4月30日のスワローズ戦で自己最速となる159kmを記録した


「しっかりと準備して、自分のベストを尽くす。とにかく優勝したい気持ちが強い」


まだ、誰も諦めていない。


闘いは、続いていく。


星空に響け 激しく
魂がうねる音
闘えWarriors
俺たちは生きる
勝利の女神 抱くため
情熱の火よ
我が道を照らせ
Wow wow wow BAYSTARS
勇者の遺伝子


横浜DeNAベイスターズ。
背番号62。
エドウィン・エスコバー。


GO HARD OR GO HOME.
やるかやられるか。常にそういう気持ちでプレイしている。


Go Beyond the Limit.