2018/03/30(金) 横浜スタジアム
3/30
B3-7S
勝 ブキャナン
負 石田
待ちに待ったプロ野球2018年シーズンが開幕。
横浜スタジアムの頭上には80機のドローンが飛び、花火が舞った。
立錐の余地もない観客席。
高まる高揚感。
だが、初戦を取ることは出来なかった。
今シーズンのベイスターズへの期待は高い。
多くの評論家が優勝候補に上げ、テレビや雑誌で特集が組まれ、書籍も出版された。
こんな現象は優勝した1998年以来のこと。
浮き足立つなと言うこと自体、無理な話だ。
1998年の優勝以降、坂道を転げ落ちるように、ベイスターズは勝てなくなった。優勝の立役者が一人去り二人消え、ハマの番長・三浦大輔の孤軍奮闘が続いていた。
勝利の時に敗北の原因を作ることがある。
敗北の時に勝利への道筋をつけることも出来る。
38年間優勝から遠ざかっていたということは、負け癖が染み付いていたということ。
勝つことは出来ても、勝ち続けることが出来なかった。
「今年優勝を目指して戦うのはもちろんのこと、来年も再来年も、常に優勝争いをする常勝チームになれるように。そのために戦っていこう」
試合前、チームメイトを前に我らのキャプテンは語りかけた。
彼は先の先まで見据えている。
本気で常勝軍団になることを目指して、考え抜き、行動している。
そのリーダーシップに、選手は奮い立ち、ファンは魅せられ、断腸の思いで一度は球団を去ったOBたちも帰ってきた。
彼を中心に、チームの歴史と宿命を変える戦いの火蓋は切られた。
横浜の空高く
ホームランかっ飛ばせ 筒香
さあ打て 筒香
飛ばせ 空の彼方
横浜に輝く大砲
かっ飛ばせ ホームラン
GO GO TSUTSUGOH!
横浜DeNAベイスターズ。
背番号25。
筒香嘉智。
頂点を目指しての戦いは始まったばかり。
今日は勝とう!
VICTORY is WITHIN US.
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