大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

ハマの一等星 #8

2020年8月5日(水)
横浜スタジアム
ベイスターズ 8-2 ドラゴンズ
勝 濵口遥大 3勝1敗
負 柳裕也 1勝2敗


2020年8月6日(木)
横浜スタジアム
ベイスターズ 3-0 ドラゴンズ
勝 大貫晋一 4勝2敗
S 三嶋一輝 0勝1敗4S
負 松葉貴大 2勝2敗


頼れる島人の星が、ハマスタに勝利の風を運ぶ。


背番号8が「2番センター」に定着したドラゴンズ3連戦。
彼の水を得た魚のような活躍もあり、チームは鮮やかな3タテ劇。


「同学年の大貫が頑張っていたので、結果を出せてうれしいです」


一昨日に続いて、この日もヒーローインタビューには彼の姿があった。


1994年1月17日生まれ。
沖縄県島尻郡出身の26歳。
沖縄県立糸満高等学校、中央大学、日本生命を経て、2017年ドラフト2位で入団。


ルーキーイヤーに開幕戦にスタメン出場すると、一気にレギュラーの座をつかんでいく。
走攻守に優れた彼は、チームの中心選手の一人となった。


飛躍を期した2020年シーズン。
球団オフィシャルイヤーマガジンの表紙の一員にも選ばれた。


だがオープン戦、開幕前の練習試合では結果を残せず、ファームスタート。


一軍昇格後、主力の怪我もありスタメンのチャンスがきた。


打って、走って、掻き回す。
盗塁と送りバントが極端に少ないベイスターズ攻撃陣に欠けていた最後のピースがはまった。


新キャプテンにして四番打者の佐野恵太は彼の一学年下の後輩。
兄弟のように仲がよく、同じ車で球場入りをしていたほど。


冷静沈着で温厚な兄貴分に、明るくやんちゃな弟。


「兄」の活躍に、新キャプテンの活躍も更に輝きを増す。
ヒットを量産し、8月6日時点での首位打者。


ポスト筒香嘉智の不安を見事に打ち消している。


「今までとは違うスタイルですが、ファンの皆さんの応援が選手の力になっています。まだ首位とは差がありますが、どんどん勝ちを重ねて優勝したいです!」


新キャプテンを支える頼もしい兄貴は、力強く語った。


頼れる島人の星は、ハマの一等星。
栄冠を目指し、横浜の暑い夏が続いていく。


琉球の波に乗って
潮風を背に受け
冴えわたる神業
オーーー島人の星
イーヤーサーサー!カミザト!


横浜DeNAベイスターズ。
背番号8。
神里和毅。


EVERYTHING'S GONNA BE ALRIGHT.
何とかなる事ではなく何とかなる努力をする。


心をひとつに。
BECAUSE WE ARE FAMILY.