大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

ALWAYS RISING AFTER A FALL #13

2022年7月20日(水)
バンデリンドーム ナゴヤ
ベイスターズ 6-4 ドラゴンズ


勝 大貫晋一 7勝4敗
負 笠原祥太郎 1勝1敗


3点差に詰め寄られた8回裏。
ノーアウト1,2塁。


背番号13がマウンドに向かった。


右腕は渾身のボールを投げ込む。


平田良介、ダヤン・ビシエドを連続三振。


この日ホームランを放っている木下拓哉をファーストライナー。


見事なパーフェクトリリーフで、チームの窮地を救った。


1998年3月7日生まれ。
熊本県熊本市出身の24歳。


九州学院高校では、2学年下の村上宗隆(スワローズ)らと甲子園出場。


明治大学では、同学年の森下暢仁(カープ)らとともに活躍。


2019年ドラフト3位で、ベイスターズの一員となった。


ルーキーイヤーは、開幕一軍入りを果たし、ブルペン陣の一角を担った。


2年目の昨シーズン。セーブシチュエーションを任される機会が2度あった。


だが、そのいずれも失敗していた。


さらなる飛躍を期した2022年シーズン。


開幕から21試合連続無失点を続け、セットアッパーの地位を勝ち取った。


7月9日のジャイアンツ戦。
昨年、セーブに失敗した東京ドームで、プロ初セーブを記録。


そして、この日も大ピンチの場面を任され、結果を残した。


背番号13のセットアッパーといえば、ベイスターズファンに語り草となっている試合がある。


1998年8月28日。
横浜スタジアム。
8回表。
ノーアウト2,3塁。


マウンドに向かったのは、背番号13。
五十嵐英樹。


「ヒゲ魔人」の愛称で、大魔神・佐々木主浩につなぐ中継ぎローテーションの一員としてフル回転の活躍。


カープが誇る強打者、金本知憲、江藤智、緒方孝市を三者連続三振。


右腕は、渾身のガッツボーズ。
雄叫びが、ハマの夜空に轟いた。


そして、チームは38年ぶりの優勝へ駆け抜けていった。


あの伝説の夜を彷彿とさせる、パーフェクトリリーフ。


彼の活躍なくして、チームの5割復帰はありえなかった。


本当の闘いは、これからだ。


令和の背番号13が、横浜反撃の要となる。


たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ


横浜DeNAベイスターズ。
背番号13。
伊勢大夢。


ALWAYS RISING
AFTER A FALL
失敗を次の成功につなげチームに貢献したい。


横浜反撃。
I☆YOKOHAMA