大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

横浜最高! #0

2022年8月9日(火)
横浜スタジアム
ベイスターズ 3x-2 タイガース
勝 今永昇太 6勝3敗
負 加治屋蓮 0勝2敗



「横浜最高!」


背番号0は、拳を天高くつき上げた。


声なき声の大歓声。
鳴りやまぬ大拍手。
ヒーローを中心に、スタジアムの歓喜は爆発した。


「球場が一体となって、
 仲間が応援してくれて、
 みんなで一つの勝ちに対してこれだけ一体になれる瞬間は、
 やっていていて気持ちのいい瞬間ですし、
 野球の醍醐味です」


今季からハマスタに「里帰り」した男の最高の笑顔が輝いた。


1990年6月9日生まれ。
広島県福山市出身の32歳。


故郷を離れ、高校野球の名門・東海大相模高校に入学。
高校通算65本の記録を残したが、甲子園出場はあと一歩で叶わなかった。


2008年ドラフト1位でジャイアンツに入団。
背番号は55。


将来の主砲との期待は高かった。
だが、プロの熱い壁の前に結果はなかなか残せなかった。


いつしか背番号も変更された。


2016年11月2日、吉川光夫・石川慎吾との交換トレードで公文克彦と共に、ファイターズへの移籍が発表された。


北の大地で、その才能は開花。
レギュラーを勝ち取り、ゴールデングラブ賞も獲得。


いよいよ全盛期を迎えようしていた2021年シーズン。
思わぬ不調にもがき苦しんだ。


そしてまさかの自由契約。


「来季は最下位から優勝を目指す。優勝してみんなで喜びを共有したい」


複数の球団が獲得に名乗りを上げるなか、ハマの指揮官の電話での熱い想いに、ベイスターズの一員となることを決めた。


オフは体づくりから変革。
牛肉など脂の多い肉を控え、魚介類中心の食生活に変えた。


スタメンであろうと、ベンチスタートであろうと、常に全力プレイ。
そして、ムードメーカーであり続けた。


そして、無類の勝負強さ。


「まだまだ緊張したり、失敗することはある。これからも向上心を持ってやっていきたい」


歓喜の中、既に次の闘いに思いを馳せていた。


一日一生。
ハマの泰示の、そして横浜反撃の、熱い夏は続く。


まだ見ぬ栄光の頂を目指し、一気に駆け抜けよう!


新たな 時代へ挑め
君の見上げる 空へと 続く道


かっとばせー!大田!


打て 打て 打て
行けよ 勝利を信じて
ハマの風にのって バックスクリーン 目指して


かっとばせー!大田!


横浜DeNAベイスターズ。
背番号0。
大田泰示。


LIVE EVERYDAY AS IF
IT WERE YOUR LAST
一日一生。


横浜反撃。
I☆YOKOHAMA!