大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

背番号1の系譜

2018/07/03(火) 東京ドーム

B5-6G

勝 谷岡

負 田中健

S マシソン



取って取られてのシーソーゲームを落とし悔しい敗戦。


チームの試練は続く。



この日のスタメン、1番センターにはあの男が座った。


5打席1安打3四死球。

どこまでも諦めない執念の姿。


これこそハマのリードオフマン。

背番号1に相応しい活躍だった。



ハマの元気印の彼は、今シーズンは苦闘の中にいる。


19年ぶりの日本シリーズ進出を果たした昨シーズンは、12球団で唯一全試合スタメン出場。


球団は期待を込めて背番号1を与える。


ベイスターズの顔になったということだ。


近藤昭仁。

山下大輔。

谷繁元信。


ホエールズでも中心選手が背負ってきた。


ベイスターズでも中心選手がつけてきた。


しかし、嫌なジンクスもある。


初代の進藤達哉は、2000年オフに。

2代目の波留敏夫は、2001年シーズン途中に、それぞれトレードに出されてしまう。


彗星のように現れたこの男の活躍によってだ。


ハマの龍神 金城龍彦。


野性的な勝負感。

類まれなる野球センス。

そして、プロ入り後に野手に転向する血のにじむような努力と鍛錬。



その金城ですら、背番号1を背負った2002年はチームの低迷とともに自分の姿を見失う。


だが2003年、背番号1の偉大なレジェンド山下大輔監督の指導の元、復活を果たす。


いつの日か人は彼のことをこう呼び始める。


ミスター・ベイスターズと。



2017年オフ。

この年の活躍が認められ、背番号1の系譜にハマのガッツマンが名を連ねた。


入団時の背番号も同じ37。


偶然の一致以上の、運命的なものすら感じさせる。



背番号1の重圧。


2018年シーズン。

開幕3戦目で2番に配置換え。

5戦目にはスタメン落ちし、出場機会すらなかった。



だが、彼に最も似合うのは1番センター。


これは彼とっても、チームにとっても大きな試練。


今一度大きくなる為に、乗り越えるべき壁だ。


きっと、彼ならできる。

そして、チームももう一重強くなれる。


戦いは続いていく。



今だ クワ 喰らいつけ

燃えろガッツマン

突っ走れどこまでも

勝利を呼ぶ男


横浜DeNAベイスターズ。

背番号1。

桑原将志。


GOOD TEAMMATES.

チームのためにベストを尽くす。


VICTORY is WITHIN US.