大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

さあ振り抜け宮﨑 気迫あふれるパワーで #51

2019/05/23(木) 東京ドーム
ベイスターズ 4-7 ジャイアンツ
勝 桜井
負 大貫
S 中川


「大量点差があってもですね、わからないですよ。ひっくり返す力があるんですよ、このチームには。何度も見てきましたからね」


ベイスターズOBの仁志敏久は、解説席で冷静かつ理知的に、そして情熱を込めてしばし後輩たちへの思いを語る。


4回裏に6点を奪われたときには、もう終わったかと思った。


その直後の5回表。昨年のホームラン王ネフタリ・ソトの3ランで一気に3点差。


6回表には、この男のタイムリーツーベースで2点差まで迫った。


楽勝ムードから一変。


相手先発投手の勝ちを消し、勝ちパターンのリリーフ陣を引き釣り出した。


その4得点すべてに、彼は絡んでいた。


一昨年の首位打者が、遂に復活の狼煙を上げた。


開幕以来の絶不調。打率は1割台まで落ち込んだ。


「僕が出なければ、勝てたかもしれない」


昨シーズン、満身創痍の中143試合中142試合に出場した彼が、ここまで落ち込んでいた。


悩み抜いた。


苦しみ抜いた。


その中で光を求め、あがき続けた。


そして、結果が出つつある。


10連敗、5連敗を脱出する中、彼のバットに快音が戻る。


エース今永昇太、この日先発のルーキー大貫晋一とともに、5月度月間MVP候補にも選出されている。


先発陣のコマが揃った。
リリーフ投手も復調している。


そして、打線の柱が復活。


この日は敗れた。


だが、まだまだ上がって行ける。


ベイスターズの熱い季節が始まっている。


さあ振り抜け宮﨑
気迫あふれるパワーで
夢描け鮮やかに
空高く


横浜DeNAベイスターズ。
背番号51。
宮﨑敏郎。


ALL THE BEST!!
成功を願って!!


Go Beyond the Limit.