大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

ソト!ソト!ソト レッツゴー! #99

2020年7月10日(金)
阪神甲子園球場
ベイスターズ 2-3x タイガース
(5回裏攻撃中降雨コールド)
勝 青柳晃洋 2勝1敗
負 大貫晋一 0勝2敗


2020年7月11日(土)
阪神甲子園球場
ベイスターズ 4-2 タイガース
勝 石田健大 1勝0敗
S  山﨑康晃 0勝1敗5S
負 藤川球児 0勝2敗2S


球場にファンが帰ってきた。
一つ一つのプレイに沸き起こる歓声と拍手。


固唾をのんで見守るファンの眼前で、ドラマは8回裏から始まっていた。


2アウト1,2塁の大ピンチ。
1-2のビハインド。
代打は福留孝介。
ドラゴンズ時代から、散々痛い目にあってきた。


その難敵を、我らのの選手会長 石田健大がファーストゴロに打ち取り、望みはつながれた。


前日は、追い上げながらも降雨コールド。
この日も、雨で開始が遅れていた。


頼れる左腕のこの快投が今宵も試合の流れを変えることになる。


9回表のマウンドには藤川球児。
名球会入り目前の球界を代表するクローザーに、横浜打線が襲い掛かる。


復活の蒼い韋駄天 梶谷隆幸がフォアボールで出塁。


燃えるガッツマン 桑原将志のセンター前ヒットに失策が絡み同点に追いつく。


そして、打席には背番号99が向かった。


1989年2月28日生まれ。
プエルトリコ自治連邦区マナティ出身の31歳。


シンシナティ・レッズ、シラキュース・チーフスなどを経て、2017年オフに入団テストを受けてベイスターズの一員となった。


「打点王のホセ・ロペス、首位打者の宮﨑敏郎のバックアップとして期待している」


当初は「第6の外人」だった。


2018年キャンプ、オープン戦で結果を残し開幕一軍を勝ち取ったが、右ふくらはぎの違和感でファーム調整を余儀なくされた。


5月に一軍に昇格すると、4試合連続のマルチ安打。


あれよあれの大活躍で41本塁打でホームラン王。ベストナインにも選ばれた。


マークが厳しくなる2シーズン目も何するものぞ。
43本塁打で2年連続のホームラン王、ベストナインに輝く。


開幕が大幅に遅れた2020年シーズンも絶好調。
勝負強い打撃だけでなく粘り強さも発揮し、チームをけん引している。


「一人一人が仕事をすれば何とかできると思っていた」


常にフォア・ザ・チーム。


「少しでもファンがいるのはまったく違う。声援があるとプレーにも力がもらえる」


シーズンは、続いていく。
見えない敵との戦いも、続いていく。


横浜には嵐のカリビアンがいる。
栄光のゴールへ駆け抜けよう!


Going on ソト!
Touch'em all ソト!
君は嵐のカリビアン
見せつけてやれ
パワフルスイング
ソト!ソト!ソト レッツゴー!


横浜DeNAベイスターズ。
背番99。
ネフタリ・ソト。


THE LORD IS MY STRENGTH,
I HAVE NOTHING TO FEAR.
失敗を恐れないで挑戦し続けるんだ。
主はわたしとともにいる。


心をひとつに。
BECAUSE WE ARE FAMILY.