大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

冴えわたる神業 #8

2021年4月6日(火)

バンテリンドームナゴヤ

ベイスターズ 7-3 ドラゴンズ

勝 大貫晋一 1勝0敗

負 大野雄大 0勝1敗

 

「チャンスは絶対来ると思っていた。先発の大貫が頑張っていた。大学の後輩の牧にも負けたくない思いもあります」

 

鬼門のナゴヤ。

天敵の沢村賞左腕 大野雄大。

 

それは昨年までの話。

 

チームを勝利に導く満塁弾は人生初の一撃。

 

「毎日できることをやっていこうと思っていました」

 

ヒーローインタビューで、背番号8は誇らしげに語った。

 

1994年1月17日生まれ。

沖縄県島尻郡出身の27歳。

 

糸満高校、中央大学、日本生命を経て、2017年ドラフト2位で入団。

 

ルーキーイヤーからチームの中心選手となり、活躍してきた。

 

昨年もその活躍を期待されていた。

 

だが結果を残すことが出来ず、先輩の梶谷隆幸にレギュラーポジションを奪い返されてしまう。

 

その中でも這い上がり、結果を残してきた。

 

シーズン最終戦では、試合を決めるサヨナラ打も放つ。

 

新たな時代の幕開けを予感させる一撃だった。

 

2021年シーズン。

開幕スタメンからは外れてしまった。

 

代打を中心に活躍する中で、開幕9戦目にして初スタメン。

先制ホームランと、守備でのスーパープレイで、チームを初勝利に導いた。

 

キャプテン佐野恵太は、入団時から彼を兄のように慕ってきた。

彼も佐野のことを自分の車に乗せて球場入りしてきた。

 

様々語り合いながら、チームを牽引してきた。

 

走攻守すべてにチームトップクラス。

 

そして、ここぞの所での勝負強さ。

 

琉球の風に乗った「島人の星」の本領発揮の時が来た。

 

横浜の熱い季節が始まる。

 

琉球の波に乗って

潮風を背に受け

冴えわたる神業

オーーー島人の星

イーヤーサーサー!神里!

 

横浜DeNAベイスターズ。

背番号8。

神里和毅。

 

EVERYTHING'S GONNA BE ALRIGHT.

何とかなる事ではなく何とかなる努力をする。

 

横浜一心。