大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

ORE FOR ALL #39

2022年7月12日(火)
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島
ベイスターズ 7-4 カープ
勝 石田健大 3勝1敗
S 山﨑康晃 0勝2敗18S
負 九里亜蓮 3勝6敗


「自分の投げたいボールをリードしてもらったおかげで、リズム良く投げられました」


地元広島のマウンドで勝利投手となった石田健大は、女房役への感謝の言葉を語った。


背番号39が、この日の主役だった。


1991年6月4日生まれ。
沖縄県南城市出身の31歳。


沖縄尚学高校では2年時には選抜高校野球大会に出場。
1学年上の東浜巨(ソフトバンクホークス)とバッテリーを組み優勝。


亜細亜大学進学後は、同郷の先輩・東浜、同期にしてこの日のカープの先発・九里亜蓮。
1学年後輩の山﨑康晃とバッテリーを組んだ。


4年間で6度のリーグ優勝、明治神宮大会優勝など輝かしい成績を残した。


2013年ドラフト3位で指名され、ベイスターズの一員となった。


ルーキーイヤーから一軍で活躍してきた。
だが、正捕手の座を勝ち取るまでには至っていなかった。


2022年シーズンは、スタメンマスクを勝ち取り、度々勝利に貢献してきた。


だが、大きな壁があった。


ここまで1勝11敗。鬼門のカープ戦。


ここを勝ち抜かなければ、シーズンが終わってしまう。


腹をくくった彼は、リードに、打撃に輝きを放った。


7回表には、相手を突き放すホームラン。
8回表には、試合を決定づける満塁の走者を一掃するタイムリーツーベース。


9回裏は、復活の守護神・山﨑康晃をリードして勝利を手繰り寄せた。


「自分たちは目の前の試合を一戦一戦、勝ちにこだわってやるしかない」


この日のヒーローは、勝利の喜びに浸りつつも、冷静に前を向いていた。


借金を抱えながらも、チームは3位浮上。


2引き分けを挟んで4連勝。


この勢いをさらに加速し、勝ち抜いていきたい。


熱き星たちが見守る季節。


横浜の熱い夏はこれからだ。


積み上げたものを今
プレーで示せ
横浜の守り神
嶺井博希


横浜DeNAベイスターズ。
背番号39。
嶺井博希。


ORE FOR ALL
みんなのために俺がいる。
学生時代から大切にしていた言葉。


横浜反撃。
I☆YOKOHAMA