大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。

2018/05/24(木) 横浜スタジアム

5/24

B3-2D

勝 東

負 吉見

S 山﨑


鮮やかな弾道を描いてライト最上段にボールは突き刺さった。


轟く大歓声を浴びて彼はダイヤモンドをゆっくりと走り抜けた。


我らがキャプテンの球団史上最年少の通算150号ホームランで、交流戦前最後のホームゲームを勝利。


青く染まるスタンドの声援に、彼は笑顔で応えた。


どこまでもブレのない彼の原点の一つに、横浜スタジアムでの悔し涙がある。


2009年7月26日。

全国高校野球選手権神奈川大会準々決勝。

横浜隼人との延長10回の死闘の幕切れは、サードを守る彼のエラーがきっかけだった。

自分の責任と敗北を背負い込み、彼は人目はばからず号泣する。


そして誓う。


これで終わったわけではないと。

人生はまだまだこれからなんだと。


その年、ドラフト1位で地元横浜ベイスターズに入団。


左の強打者の称号「55」を与えられても、「僕の憧れは横浜高校の先輩 鈴木尚典さんです。だから背番号51がよかったです」


その鈴木尚典二軍打撃コーチ、田代富雄二軍監督らの指導のもと、ファームで本塁打と打点の二冠王。


最下位を独走する一軍のホーム最終戦では見事なプロ第1号。


暗黒時代に灯った唯一の希望の光だった。


2014年シーズンにレフトにコンバートされ、レギュラーに定着。


「あの嫌なムードというか、負け犬根性みたいなものを払拭できるのは、彼ぐらいしかいなかった」


中畑清監督は、2015年シーズンのキャプテンに彼を指名する。

不動の四番打者として、大きな責任を背負い、顔つきが勝負師のものになっていく。


ベイスターズが変わり始めた。

スタジアムに熱と興奮が戻り始めた。



侍の主砲。

日本の四番。

そして、横浜の大黒柱。


常にチームのため。

仲間のため。

そして、勝利のため。


「通過点という言葉は、しっくりこないんです。これからも勝ちに貢献できる一打を打ちたい」


優勝の栄冠のため、今日も彼は戦い続ける。


横浜の空高く

ホームランかっとばせ 筒香

さあ打て 筒香

飛ばせ空の彼方

横浜に輝く大砲

かっとばせホームラン

GO GO TSUTSUGOH!


横浜DeNAベイスターズ。

背番号25。

筒香嘉智。


矢印は今日も外へ。


VICTORY is WITHIN US.