2018/05/26(土) 明治神宮野球場
5/26
B1-5S
勝 中尾
負 三上
登板過多のリリーフ陣が7回裏に捕まり、悔しい敗戦。
この日の結果を目にして、ある男の「予言」が思い起こされた。
スカパー!のプロ野球開幕前のCMシリーズ。
今年は落合博満が12球団を「俺流解説」。
「俺ならベテランを使うね」(ジャイアンツ)
「外国人次第だね」(ドラゴンズ)
「4番は中村でしょ」(ライオンズ)
当たり外れはあるが、やはり良いところをついていた。
「ベイスターズはね、打線は申し分ないんですよ。先発なんです。エースが、柱がいない。菅野、菊池、則本クラスがいない。今永がいいって言ったって去年初めて11勝でしょ」
開幕前に先発ローテーション候補が次々離脱。
そこでチャンスの巡ってきた若い先発陣が、結果を残しているからこそのこの成績。
その苦しいチーム状況の中、チャンスを掴みかけた青年が、今宵の神宮のマウンドに上がる。
1995年7月12日生まれ。
沖縄県国頭郡出身の22歳。
2016年オフにFA宣言した山口俊の人的補償選手として、ジャイアンツより移籍。
「プロテクト漏れした選手の中で、最も取られたくなかった選手」と、ジャイアンツ関係者が臍を噛むほどの有望株。
移籍1年目の2017年シーズンにはプロ野球初勝利もあげた。
だがこの後は結果が残せず、ファームのローテーション投手として捲土重来を期した。
5月17日、甲子園球場でのタイガース戦では投打にわたる活躍で今季初勝利。
甲子園の大応援など何処吹く風。
「沖縄タイム」のマイペースで、チャンスをものにした。
交流戦前最後の大事な試合。
もう一人の「ハマの二刀流」が、勝利を掴み取る。
戦うぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞ ベイスターズ
横浜DeNAベイスターズ。
背番号59。
平良拳太郎。
KEEP WORKING HARD AND CONCENTRATE.
集中し、奮い立ち、力の限り。
VICTORY is WITHIN US.
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