大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

エースの矜持 #21

2022年8月23日(火)
京セラドーム大阪
ベイスターズ 4-0 タイガース
勝 今永昇太 8勝3敗
負 青柳晃洋 12勝3敗


エースの投打にわたる活躍で、連勝は7となった。
この連勝も、先週の彼の先発試合から始まっている。


8月に先発した試合すべてで勝利し、自身でも4連勝。
全ての試合で、相手チームのエースに投げ勝ってきた。


平松政次。
遠藤一彦。
野村弘樹。
そして、三浦大輔。


歴代のエースたちは、打撃でもチームに貢献してきた。
この日の背番号21もそうだった。


9番目の打者として。
青柳晃洋対策としてスタメンに連なった7番目の左打者として、チームの勝利を導いた。


2回表のチャンスでタイムリーヒット。
目の前で森敬斗が申告敬遠された後の、鮮やかな一打。


「もう少しイニングを投げられれば良かった」


勝利の中での冷静な反省のコメントに、エースの矜持が感じられる。


6回114球。
再三のピンチをしのぎ切り、無失点で鉄壁のリリーフ陣にバトンをつないだ。


本当に優秀な人は、難しいことをわかりやすく話せる人だという。


「言語化というのが少し分かってきた。それを人に説明できるようになってきた」


キャンプイン前に、親しい記者たちに彼はこう語っていたという。


自身の技術と努力を可視化し、言語化する。


学生時代やルーキーイヤーは「そこまで考えて野球をやっていなかった」。


「修正ポイントを導き出して、それを実践できた。体をコントロールするということが少しだけですけど、できるようになってきたと思います」


「投げる哲学者」の進化が止まらない。


「火曜日に投げるという意味と重みを考えて投げていきたい」


有言実行の頼れるエース。


彼が投げればチームは勝つ。
勝ち続けていける。


ベイスターズのどこよりも熱い夏。
横浜劇場を見逃すな!


左腕がうなれば
狙いははずさない
ピンポイントの技
攻めて攻めろ 昇太


横浜DeNAベイスターズ。
背番号21。
今永昇太。


THE FLOWER THAT BLOOMS IN ADVERSITY IS THE RAREST.
ピンチの時こそ自分が成長できるチャンス。


横浜反撃。
I☆YOKOHAMA!